Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

丸山 竜海

英国

グラスゴー大学での短期語学留学プログラム

丸山 竜海さん

経法学部応用経済学科 
留学期間:2025年2月16日 ~ 3月15日
留学先:グラスゴー大学

<プログラムでの活動内容>
2月17日から3月14日に行われたPre-sessional Programmeに参加しました。月~金曜日は毎日9時から13時で授業がありました。Speaking/listening とreading/writing の2つの授業に分かれていて、それぞれ別の先生に教わりました。授業は9時から11時と11時から13時までの2つで、一日にどちらかのセクションにフォーカスして行われました。(例:月9am~11am; reading, 11:30am~1pm;Writing)
 少人数制だったのでディスカッションが多めの授業でした。テキストに沿っての授業なので予習をするように言われたり、あらかじめ質問に対する自分の意見を考えるように言われることもありました。4週目(最終週)はテストがありました。先生たちが採点結果とフィードバックをしてくれます。 
 また週に1or2回担当の先生と1対1で目標や課題、悩みについて15分程度の時間が授業の後に設けられていました。

<プログラム参加を通して学んだこと、気づいたこと、参加して得たことなど>
 
私はどちらかというと初めての海外生活に楽しみの方が大きく、不安はあまり感じませんでした。留学に至るまで実際にグラスゴー大学の先生方との英語でのメールでのやり取りがありました。最初の印象は大事だと思い、無礼なことは言えないと慎重にやり取りを行っていましたが、ChatGPTなどのAIの活用で、文を添削してもらうことでスムーズに手続きが進みました。
 私が参加したプログラムは中国人の方がほとんどで、日本人は自分以外にいませんでした。そのため、人とコミュニケーションをとるときは英語が不可欠でした。
 授業ではグループ活動の時でも少人数で、みんな英語を勉強している人ということもあり、思ったより羞恥心なく話すことができました。たとえ時間がかかってもみんなしっかり聞いてくれたので、挑戦することに抵抗はあまりありませんでした。
 グラスゴーでは強い英語のアクセントがある人がいて、そういう人とのコミュニケーションは少し難しかったです。
 宿泊施設部屋が5つ、シャワーとトイレが1つ、キッチン付のFlatタイプの部屋に住みました。授業以外の時間は基本自由時間なので大学のジムに通いました。そこで出会う人とも英語でコミュニケーションをとれるので良い練習になりました。
 現在グラスゴー大学のいくつかの建物は改装工事が進んでいるようで、たまに授業中に騒音がして、リスニングの授業やテストに影響が出ていました。

<参加を迷っている信大生へのアドバイス>
 留学経験は初めてのことが多くて不安に思うことも多いかもしれませんが、あらかじめ留学先の文化などを少し知っているだけで、現地での生活がイメージしやすくなって、不安解消につながるかもしれません。
 しかし、やはり自分が想像していた留学生活と実際の経験は全く違い、新しく出会う人や文化の違い、ハプニングなどすべてが自分の貴重な体験と勉強で思い出になりました。現地の先生方のサポートも厚く、困ったときに相談できるカスタマーサービスセンターなどの紹介もあり、一人ですべての悩みを抱え込む必要はありません。
 留学に行こうと考えている人は何か目標があり、向上心がある人達だと思うので留学経験が無駄になることは絶対にありません。帰ってきたときはより自分に自信がつくと思います。

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