海外に触れて
白井 悠太さん
工学部物質化学科
留学期間:2017年 8月 13日 ~ 2017年 8月 26日
留学先:FPT大学
留学先大学について
ベトナムの大きな会社の1つであるFPTが運営している大学で、会社が運営していることもあるせいかビジネス、そして会社の中心であるITに強い大学であると感じられた。ベトナムの中でも大きな大学の一つであるのだが、まだ大学の施設は未完成でこれからさらに大きくする予定であると聞いてまた訪れたいと思った。
学習面について
私の選んだクラス(ビジネスクラス)では自分の専門とは別のことを教えてくれたため、少し難しく感じたが、ただ机に座るだけでなく、フィールドワークに行ったり、ディスカッションしたりと様々な方法で教えてくれたので、分からないなりに理解することができた。また普段の生活の中の何気ない会話でも英語を使って話したりと、授業以外にもたくさん学習できるチャンスが転がっているように感じた。
生活について
多くの時間を過ごした大学の寮は、とてもきれいで施設について不便だなと感じる点は無かった。食の面ではどうしても日本ではあまり食べないようなものが出たり、味付けが辛かったり甘かったりと普段の日本の生活と違う点はたくさんあったが、私にとってはそれも新鮮に感じられてとてもよかった。ただ多くの日本人がお腹を壊していたので下痢止めなどの薬は必要である。
留学で得たこと
このプログラムを終えてまず感じたことは、海外に行かないと分からないことが山ほどあるということだ。円じゃないお金で買い物することで物の価値がその土地で全然違ったり、午前中の2時間外にいるだけで肌が焼けるように熱くなったり、言葉で説明できても実際に体験するとしないでは大きな違いがあると感じた。だからこそ、今よく世間で耳にする「行動する大切さ」を身をもって体験できた。
後輩へのアドバイス
このプログラムに限らず、まず海外に出て、たくさんの物に触れることが1番大切なのではないかと思う。このプログラムに参加した人全員が同じことを感じたわけではないし、一人一人違うことを感じているはず。1回海外に出て、つまらなければもう行かなければいいし、良かったのならまた行けばいいし、それを知るためにはやっぱり自分で決めて日本をでるしかないんじゃないかとわたしは思う。