Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

森田 久美

タイ

文化の違いと言葉の壁を超えるために

森田 久美さん

繊維学部 化学材料系
留学期間:2016年3月14日~3月25日
留学先:泰日工業大学

留学先大学について

TNIは情報やビジネスの大学でそこまで大きくない大学です。チューターの生徒はみんな熱心にサポートしてくれました。ほかの留学生はおらず、私たちと同じ時期にタイに来た日本人の女の子が最初の長期留学生だったそうです。学食は安いしおいしいです。先生方は日本語をしゃべれる人が多い印象を受けました。

学習面について

私たちが受けた授業はすべて英語だったのですが、普通に開講されている授業はほとんどタイ語のようです。私はタイ語、タイ文化、グローバルビジネスの授業を受けました。あとは観光を兼ねたフィールドワークです。アユタヤという古代遺跡に行ったり工場見学に行ったりと濃い体験でした。

生活について

放課後はタイの友達といろんなところに行きました。タイ人の友達にナイトマーケットに連れて行ってもらったり、一人で旅に出たり、象に乗ったり虎を抱っこしたり(大人のトラ)、ゲイのお姉さんと友達になったり、などなど。毎日が濃い体験でした。海外をどう楽しむかは人それぞれなので私は自分なりの濃い体験ができたかなと思っています。

留学で得たこと

文化が違うと感じることもそれぞれ違うわけでそこに言葉の壁が立ちはだかりもめる。ということも多々あります。しかしなにか問題が起こった時こそ学ぶチャンスなのです。そこですべてあっちが悪いと決めつけてしまうと、日本ではそれが通る意見だったとしてもそれが普通ではない文化もあります。だから、ほかの文化に共感はできなくてもそういうものとして受け入れる心を持たないと成長できないしいった意味はないと思います。そうして外国で学んだことは日本に帰ってきてからもさまざまなところで役に立つと思います。

後輩へのアドバイス

海外に行くと必ず何かを得ることができるとは限りません。今までの自分の価値観と全く違う価値観に出会ったときに今までの自分を一回崩して新しい価値観を認めて初めて何かを得ることができると思います。柔軟な考え方ができるかどうかにかかってます。