日々挑戦の留学生活
中瀬 葵さん
工学部 水環境・土木工学科
留学期間:2019年8月~2020年6月(オンライン受講期間含む)
留学先:マラヤ大学
留学先大学について
私の派遣先であるマラヤ大学は、マレーシアの首都クアラルンプールに位置する1905年に建立した歴史のある総合国立大学である。また、マラヤ大学はマレーシア内のトップレベルの大学である。世界中からの留学生も多く、多様性にあふれた環境の中で勉強に励むことができる。自身は留学生専用の寮に滞在し、世界各国から来た留学生と話す機会が多く、友達も何人かできた。
学習面について
学習に関して、私は主に東南アジアについて、世界の音楽についてなど文化に関する授業や、環境に関する授業を履修した。授業はグループワークなども多く、主体的に学べる機会がたくさんあった。フィールドワークがある授業や、ゲストを招いて貴重な話を聞く授業なども多く興味深いものもたくさんあった。また授業を通してクラスメイト達とも仲良くなれた。テストはエッセイをかく記述式が多く、英語を長文で書くことに少し苦戦した。授業がない時間は、図書館で勉強した。とても大きく静かな図書館で、自由に使えてとても便利だった。前期は実際に取った授業に対して自分の知識量などのギャップが大きくモチベーションが続かないことが多々あった。後期はシラバスなどしっかり調べたり、友達に話を聞くなどして、自分にあった授業をとることができ、授業に対するモチベーションを維持することができた。もっと授業を履修するときに吟味し、ある程度の知識(特に理系分野)をつけることが大事だと強く感じた。授業を通して、様々な留学生と会話しいろんな考えを話し合うのはとても面白いと思うと同時に自分の力不足を感じた。なので、もっと帰国後も幅広くいろんな知識をつけたいと思った。
生活について
現地滞在している間は、平日は主に環境や文化に関する授業をとり勉強に励んだ。そして授業後や週末は大学内の食堂や近くのレストランで仲良くなった留学生たちとご飯を食べたり、ショッピングモールへ行ったり、公園でピクニックしたり、毎週開かれるナイトマーケットなどにも行ったりした。私の滞在先は首都に位置し、たくさん娯楽がありよく外出した。公共交通機関についてもタクシーや電車など安く利用でき、とても便利であった。マレーシアは物価が日本と比べかなり安く生活しやすかった。また週末、セメスターブレイク中にマレーシア内を旅行したり周辺国を旅行したりした。そしてマラヤ大学による留学生のためのイベント、ホームステイプログラムや文化紹介などにも参加した。マレーシアは多民族国家であり、人々、食事、建物など様々な文化を味わうことができ毎日が新鮮で面白かった。
留学で得たこと
今回の留学を通し、自分の視野が広がったとともに自分のことを見つめる機会が増えた。マラヤ大学では世界各国からの留学生がたくさんおり、友達もできた。そしてマレーシア人との交流ももちろんあり、また旅行先で出会った旅人もいた。彼らと毎日楽しい時を過ごしながら、たくさん会話をした。そして様々な文化価値観に触れ、それが自分のことを見つめなおす大きなきっかけとなった。そして日本を出てマレーシアに滞在したことで、様々なものに対する客観的な視点も手にすることができた。大学入学時から、夢見ていた留学生活は毎日が新鮮な日々であり、あっという間に過ぎていった。実際にたくさんのことを自分の目で見て感じる機会となり留学してよかったと思う。この経験を生かして、自分の成長に今後つなげていきたい。