 
        
            世界は広い!
古川 ゆめみさん
人文学部 人文学科
留学期間:2019年9月~2020年4月(オンライン受講期間含む)
留学先:ラ・ロッシェル大学
留学先大学について
ラ・ロッシェル大学は、美しい港町の中にあり、様々な国からの留学生を多く受け入れている大学です。中国語、英語、スペイン語等の外国語を学ぶ学科があるので、現地の学生も留学生にとても寛容な印象を受けました。しかし、日本人は信州大学からのみ留学生を受け入れているため、現地で日本語を使うことはほとんどありませんでした。そのため、フランス語を使わざるを得ない状況の中で、自分を追い込みながら語学を勉強することができました。
学習面について

日々、生活で知らない単語や言い回しに触れるので、その場で携帯にメモをして、家で意味を調べてまとめるということを必ず行いました。文法というよりは現地でよく使う表現を学びたかったので、語学クラスの先生や現地でお世話になった人、友達等の言い回しをよく聞き、実際に自分も使うことを意識していました。リスニングを伸ばすチャンスだと思ったので、とにかくよく聞くことを念頭に置いて生活をしていました。
生活について
 フランスで生活をする上で印象深かったのは、環境問題への対策が生活の中に根付いていることです。スーパーではエコバッグでの買い物が普通で、街の中のいたるところにゴミ箱が設置してありました。スーパーに並ぶ野菜や果物も個包装されているものはほとんど見かけませんでした。 
 また、鉄道やバス等の交通やカフェやレストランの仕組みも日本とは違うので、ただ生活をするだけでも毎日新しい発見をすることができ、大変有意義な時間でした。
留学で得たこと

わたしが留学で得たことは、一人で決断し行動する力です。日本人がいない状況だったので、何をするにも常に一人で考え行動する力と勇気が必要とされました。言葉もうまく通じない土地での長期間の生活はもちろん、新型コロナウイルスの流行という思わぬ事態もあり、その状況下を自分で決断し潜り抜けたことはわたしの生涯の糧になると思っています。留学へ行ったことで強くなったと胸を張って言うことができるくらいに、精神的に成長できたのではと感じています。
後輩へのアドバイス、信州大学へのメッセージ等
 わたしは留学を通して、どれほど日本が素晴らしいか、同時にどれほど日本が劣っているのかを学ぶことができました。フランス以外にも様々な国に訪れましたが、その国々ごとに全く文化も景色も違いました。日本での<普通>が<普通>ではなく、今までの自分の視野の狭さを痛感しています。それくらい海外は大きな力と刺激に溢れています。海外で生活することは思っていたよりもずっと難しく、何度も心が折れましたが、それ以上に得られるものは大きかったと感じています。ぜひ、留学を少しでも考えている人には踏み出してほしいです。留学を通して何かを変えるきっかけ、学びは絶対に見つけることができます!行ってしまえば何とかなります!大丈夫!
 留学をするにあたり、知の森基金の支援を受けさせていただきました。ありがとうございました。
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