Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

南 英明

フランス

視野や考え方の幅が格段に広がった

南 英明さん

人文学部文化コミュニケーション学科
留学期間:2015年9月~2016年5月
留学先:リール第一大学

留学先大学について

大きな敷地の大学です。リールの中心街から地下鉄で20分ほどの郊外に建てられています。大学の建物にはいたるところに落書きがあり、ゴミも散乱しているので治安は悪いとまではいかないのですが、あまりいいとも言えないと思います。学生の20パーセントほどが留学生なので、さまざまな国の出身者がおりとても興味深かったです。

学習面について

留学者は無料のフランス語の授業が受けられます。原則一コマまでらしいのですが、お願いしたら私は後期2コマとれました。フランスでは日本より教授の権限が強いらしく、教授が頷けば融通はきくみたいです。もし、何か要望などがあったら交渉してみるのもいいと思います

生活について

寮の近くに地下鉄があるので、買い物には困りませんでした。徒歩圏内に大型ショッピングモールもあります。日曜日にはほとんどのお店が閉まります。あと、日本にあるようなコンビニがフランスには無いので、コンビニでいつでも気軽にできたことが(印刷、郵便、夜間のちょっとした買い物など)できなくて慣れるまで不便に感じていました。

留学で得たこと

留学生活を通してバイタリティーも手に入れられたと思います。フランスの文化と日本の文化を比較することで両国の好ましい点、そうではない点などが見えてきて視野や考え方の幅が留学前に比べて格段に広がったとも思います。もちろんフランスだけに限らずいろいろな国の人と触れ合うこともたいへん興味深く、とて楽しかったです。

後輩へのアドバイス・その他

自分の言いたいことを思うように言えない、細かいニュアンスがわからないというコミュニケーションの問題がすごく辛かったです。フランスにいってからではなく日本にいるときからしっかりフランス語の勉強をすることをお勧めします。また、リール第一大学は理系に興味があり都会が好きな人にはぴったりだと思います。最後に、知の森基金のご支援によって充実した留学生活を送れました。感謝申し上げます。