Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

杉山 魁晟

台湾

台湾短期留学で学んだ中国語と異文化交流

杉山 魁晟さん

工学部 水環境・土木工学科
留学期間:2025年8月11日〜8月24日
留学先:国立中央大学

<プログラムでの活動内容>
私は中国語を学ぶプログラムに参加しました。留学先の大学から事前に中国語の学習経験についてアンケートがあり、それをもとにクラス分けが行われました。私は中国語を全く学んだことがなかったため、初級のクラスに所属しました。授業は午前と午後の2つのクラスがありました。担当の先生はそれぞれ異なります。授業は基本的に中国語で行われますが、初級クラスの午前の授業だけは英語で進められました。教えてくださった先生は皆さん面白くフレンドリーな方たちでした。

中国語初学者の私は短期間で多くの内容を学ぶため大変に感じることもありましたが、授業内にはゲームを取り入れたり、クラスメイトと協力しながら学んだりする活動が多かったため、飽きることはなく楽しく学ぶことができました。他大学からの参加者も多く、日本人の友人もできました。また、台湾人のバディー制度があったため、現地の学生とも交流を深めることができました。さらに、週末には観光地へのトリップも企画されており、台湾の文化や歴史に触れる機会もありました。

授業は16時ごろに終了し、その後は自由に過ごしました。図書館で勉強する人、ジムに通う人、友人と出かける人など様々でした。私は現地の人々と積極的に交流したいと思い、授業後はキャンパスを散歩しながら台湾の学生に話しかけ、会話を楽しむようにしていました。

<プログラム参加を通して学んだこと、気づいたこと、参加して得たことなど>
台湾の方々と交流する中で、多くの人が日本と何らかの関わりを持っていることに気づきました。たとえば、娘さんが北海道・ニセコでスキーインストラクターをしている人、日本旅行を経験したことがある人、アニメが好きな人、日本の音楽を聴いている人などです。台湾の人々にとって日本は身近な存在であり、街中を歩いても多くの日本製品を目にしました。一瞬、日本にいるのではないかと錯覚するほどです。この経験を通して、日本と台湾の深いつながりを実感しました。

また、中国語の基礎を短期間で集中的に学ぶことができ、語学学習の楽しさと難しさを体感しました。特に、クラスメイトと協力しながら言葉を学んだ経験は、今後の学習への大きなモチベーションとなりました。これからも学習を続けていこうと思います。

<参加を迷っている信大生へのアドバイス>
もし参加を迷っているなら、ぜひ挑戦してみてほしいです。短期間であっても、語学だけでなく国際交流や異文化理解など多くの学びがあります。何よりも、自分の世界を広げるきっかけになると思います。

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