良く学びよく遊ぶ in China
O. A.さん
教育学部 英語教育コース
留学期間:2019年 8月21日 ~ 2019年 8月30日
留学先:同済大学
派遣先大学について
とても広い大学で、ゲストハウスや学食の設備も整っていた。キャンパス内には中国人学生だけでなく欧米人の学生もいてグローバルな大学だと感じた。自動車学科の見学をさせてもらったが、ベンツやフォルクスワーゲンなど有名な会社がスポンサーをしており優秀な大学なのだなあと感じた。また、人工知能について学ぶ学部は1000人に一人しか合格できないと現地の友人から聞いて驚いた。
学習・活動面について
都市開発や建築、人工知能など、どの講義も自身の専攻に関係のない内容ばかりで理解できるか不安だったが、初心者でも興味をもつことができるような身近なトピックで授業をしてくれたので内容理解することができた。
実際に授業に出てきた場所にフィールドトリップで訪れたこともあり、目で見て肌で感じることができた。また移動は全てバス移動、ガイド付きで何一つ不自由なく観光できた。水の都や有名な庭園、ミュージアムなどに連れていってもらった。食事は毎回豪華なレストランで、食べきれないほどのごちそうが出てきた。自由時間も十分とってもらえて、写真を撮ったりお土産を買ったりと楽しめた。
生活について
中国はキャッシュレスが進んでいて、屋台でもコンビニでもアプリでの支払いが当たり前だった。そのため現金支払いをすると時代遅れの人のようで恥ずかしかった。また空気汚染や治安が不安だったが、日本と大差ないように感じた。研修1日目にケータイを落とした日本人学生がいたが、警察に届けられてその日のうちに手元に戻ってきたと言っていたので治安も良いのではないか。またgoogleやlineなど日本で当たり前に使っているものがVPNなしでは使えず不便を感じた。日本より優れていると感じた点は道にごみ箱が設置してあること。
派遣先で得たこと
中国語を少し覚えられたことと、自分の専門性をもっと高めたいと思えたこと。参加者は皆優秀な大学からきており、自身の専門の知識がすごかった。例えばシンガポールの建築学科の学生は観光で訪れたミュージアムや庭園の製図を書きためていた。また最後のプレゼンテーションではこの研修で学んだことと、それぞれの専門を結び付けた興味深いプレゼンが多かった。私も来る社会(society5.0)に向けてどのような教育が未来の子どもたちに必要なのかというテーマでプレゼンをすることができ、教育学部で学んだことを他の人たちに共有することができた。
後輩へのアドバイス
私は中国に行く前、治安の悪さや大気汚染を気にしていました。また中国人は図々しくて嫌な思いをするかもしれないとも思っていました。でも実際はそんなことはなく、中国に対してポジティブな感情を抱いて帰国しました。この研修では中国を肌で感じながら、レベルの高い教授や学生と自分を高めることができます。もちろん勉強ばかりでなく観光する時間もあります。講義を受けたのは最初の1週間、しかも半日だけで、残りはずっと観光地に連れていってもらいました。この内容で参加費が無料なんて信じられません!後輩にもぜひおすすめしたいプログラムです。