Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

大沢 千穂

オランダ

世界へあるく

大沢 千穂さん

経済学部 経済学科
留学期間:2013年9月~2014年7月
留学先:ゾイド大学 

留学先大学について

大学は少し街からはなれており、30分車を走らせればベルギーやドイツに行ける場所に位置しています。ゾイド大学は昔修道院だったそうで、講堂には大きな十字架があり、声の響きやすい階段では美しいステンドグラスが太陽の光で輝いていました。食堂には日替わりスープやできたてサンドイッチ、オランダならではのクッキーやケーキが並んでおり、私にとって食堂に行くことは休憩時間の楽しみの一つでもありました。

学習面について

授業は大きく分けて、講義、グループワーク、セルフスタディ―に分かれていました。私はInternational Businessのコースに所属していたので、授業はマネジメントやマーケティングが中心でした。また、後半のセメスターでは輸出学についてのマネジメントだったため実際輸出を行っている企業を訪問し、企業から直接マーケティングやマネジメントについてのお話を伺うことのできる貴重な経験も出来ました。

生活について

牧畜産業大国であるオランダではチーズや牛乳を代表に豊富な乳製品がそろい、肉や野菜なども日本と比べると価格が低く、種類の多さにも驚きました。街に出かけると日本ではあまり見られないテラスでの食事がオランダでは人気でした。天気のいい日には夫婦でカフェに行き、週末は家族と過ごすというのが一般的な家庭だそうです。ポストカードのモデルにもなるマース川を横に友人や先生と話したカフェは確かに絵になるような素敵な時間でした。

留学で得たこと

私はこの留学を通して、自分という人間がもっと成長できるんだという自信を得ることが出来たとことをうれしく思っています。各国の挨拶が通う朝も、5カ国の国際料理が並ぶ机を囲んで語り合った夜も、まさに贈り物のような日々でした。一生の友人や、家族のように感じる人たちに出会えたこの経験こそ、この留学で得た代えることのできない宝ものです。最後にこのような貴重な機会を支援してくださった国際交流センターの皆様はじめ、家族や友人に感謝したいと思います。ありがとうございました。

後輩へのアドバイス

私はいま、このオランダが第二の帰る場所のように感じています。海外自体が初めてだった私にとってある意味大冒険だったこの留学は、生涯でもっとも贅沢な時間になるかもしれません。世界という舞台は、自分という限界を広げ価値観や世界を見る目を大きく変えるチャンスになると思います。私はこの留学を経て、自分の夢に近づけただけでなく、新たに夢を持つことも出来ました。そんな自分とこれから留学に行く皆さんに、Veel geluk!