Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

原田 葵

アメリカ

私は、大学一年の一番良い意味で暇な春休みを、短期留学へいくことで充実させることができました。

原田 葵さん

農学部 農学生命科学科
留学期間:2020年2月22日 ~ 2020年3月16日
留学先:南オレゴン大学

派遣先大学について

私が3週間過ごした南オレゴン大学は、オレゴン州の小さな町、アシュランドにある自然豊かなキャンパスで多くの国から留学生を受け入れるグローバルな大学でした。大学構内には野生のシカやリス、多くの鳥がおり、学生も環境問題に関心が高い印象を受けました。また、自然豊かなだけでなく、大学内には図書館をはじめとする美術館・劇場・音楽ホールなど様々な施設が整っていました。とてもきれいで様々な分野を学ぶ学生がたくさんいて、とても刺激的な環境だったと思います。

学習・活動面について

英語学習は毎日3時間、日本語が話せないアメリカ人の二人の先生に対し日本人学生15人程度の少人数クラスで行われました。毎回英語で何らかのディスカッションを行ったり、自分でパワーポイントを作成し英語で発表したりなどいろいろなことを行いました。初めはついて行けるか不安でしたが、先生方は優しくこちらが理解するまで、熱心に教えてくださいました。大体午前中が授業で、午後は学生リーダー(現地の学生)やプログラムのコーディネーターさんと一緒にオレゴン州内の様々なところに連れていってもらい、ボランティアやスノーシューイングなどいろいろなアクティビティや観光を行いました。どれも日本では経験することは少ない物でとても貴重な体験でした。

生活について

主にホストファミリーと学校から帰った後、週末を過ごしました。とても親切にしていただいたので、特に困ることはありませんでした。何度も学生を受け入れられているホストファミリーが多く安心して過ごせたと思います。食事も、自分の食べたい量をとる、という形式のおうちだったので、過不足は特にありませんでした。アメリカに行ったはずなのにメキシカン料理、特にタコスがものすごい頻度で出てきたことは良い思い出です。インターネットや洗濯も自分たちの使いたいときに使わせてもらえたので困ることはなかったです。

派遣先で得たこと

この3週間の研修で、人とのコミュニケーションに言語が必要不可欠であること、また同時に言語以外の物でも意思疎通を行うことがある程度は可能であることを学びました。優しいホストや現地の学生、他大学の生徒に囲まれて過ごした3週間は自分にとって新しいことばかりで、食文化の違い、他人との距離感の違いなど文化の違い、様々なことを学びました。

後輩へのアドバイス

最初は怖いけど、実際に行ってみるととても充実し、日本では絶対に経験できない3週間になりました。いきなり長期留学はこわいけど、3週間なら頑張れると思います。