Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

熊向東

アメリカ

学生時代において、経験に勝るものはないと思います

熊向東さん

繊維学部 材料化学工学課程
留学期間:2011年8月~2011年12月
留学先:ユタ大学

留学先大学について

アメリカのユタ州ソルトレークシティにあるユタ大学!長野を引き継いで2002年に冬のオリンピックが開かれた所として有名。キャンパスの寮はかつての選手村!? 大都市ではないが、環境がよく、国立公園も多く冬のスキーは最高な位置。モルモン教の聖地でもあり、全米でトップ3に入るほど安全な都市で学費も他と比べ安いという特徴!

留学生1000以上ではあるが中韓が多く、日本人は70人程度。キャンバスの施設は文句なしで、ジム、ドーム、スタジアム、人工芝、室内プール、スケート場、娯楽場、留学生交流場から勉強の施設などと多彩。 学校のイメージカラーが赤で、キャンパスで行われるアメリカでもっとも人気なスポーツ、アメフトの試合ではスタジアムは赤色一色に!

学習面について

自分の専攻に必ずアドバイザーがいますので、まずはアドバイザーと面談。授業を選択するのは正直結構の悩み。難しいものを取ると、あとあと大変なので無理しない程度に。困ったときはアドバイザーにいつでも相談。

図書館は施設が素晴らしく、深夜2時まで開いているため、有効活用しよう。授業で一緒に勉強できる友を見つけるのも手であります。

自分は最初いろいろとわからず大変で、授業選択でかなり迷い、最初の1カ月はなかなか波に乗れずに出遅れ、ここで現実を見た気分になります。でも時間がたつにつれ、慣れていき、友人の支えとアドバイザー、先生の指導でうまくやっていけました。ツ、アメフトの試合ではスタジアムは赤色一色に!

生活について

まず夏の紫外線は相当強烈!これは少し痛いくらいです。

寮は料理できる部屋とできない部屋、2人共同の部屋と1人部屋がそれぞれあります。学生証があれば、バス、トラックスなどが無料で乗れるので有効活用できました。

寮の近くに食堂があります。バイキング形式でいろいろと食べられます。おいしいかどうかは人それぞれ。個人的には焼き立てのハンバーガーがお勧め。食堂でいろんな人会えるので、交流の場として使いました。いろんな国の人がキャンパスにいるため、交流できるチャンス!

留学で得たこと

アメリカの留学で学んだこと、その一つに、何事も自分から求め、自ら行動する能力の重要さを実感しました。日本と違い、最初からなにもかもを用意してはくれません。誰かが助けてくれると考えるのではなく、自分から積極的に尋ねること、そこから初めて助けが来ます。最初の1カ月、消極的でシャイな自分がどれだけ損したことか今でも悔いの一つです。

二つ目に、異文化の尊重が大切です。いろんな国の人々と関わることができ、それぞれの文化に沿った考え方があります。時にはお互い摩擦することもあります。ただそこでお互いに理解しあえる尊敬の気持ち。これによって多くの人と交流できるおおきなポイントだと思います。

後輩へのアドバイス

学生時代において、経験に勝るものはないと思います。留学のチャンスはひょっとしたら一生で一度かもしれません。もちろん困難も多く、うまくいかないことの方が多いかもしれません。そういう経験がやがてかけがえのないものになります。明るい性格であればきっと楽しめるはずです。

最初のオリエンテーションは結構大事です。後は情報戦です。