Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

平川 聖

韓国

留学報告2

平川 聖さん

繊維学部 機能高分子課程
留学期間:2013年9月~
留学先:建国大学校

前回の報告に引き続き

留学してもうすぐで約5ヶ月が経ちました。もうすぐで留学の半分が終わろうとしています。まず前回留学レポートしたことを振り返り、報告したいと思います。

前回、レポートで報告した自分の課題であった韓国人と話す機会が少ないというものは佐藤先生のご尽力もあり解決いたしました。

前回私がこの問題の解決する方法として考えたのは
①建国大学のサークルに参加する
②建国大学の日本語教育学科の授業にアシスタントとして参加させてもらう
③イベントに積極的に参加する
の3つでした。

①は実践しませんでした。野球のサークルに入り活動しよう決心したのですが、決心した矢先に脱臼してしまい医者から6ヶ月間運動禁止と言われ断念をしました。

②については佐藤先生に日本語教育学科の先生をご紹介いただき、授業のアシスタントという形ではありませんが、日本語教育学科の日本語文法の授業を聴講する許可をもらいました。そこで韓国人と交流の機会もできました。佐藤先生本当にありがとうございます。

③についてはイベントをさかしたのですが参加できるイベントがなかなか無く、テスト期間、冬季長期休暇に入ってしまい実践することはできませんでした。
このように前回のレポートの時に実践しようと思っていたことは上手くいかないものが多かったのです。ですから私は他のことを実践しました。

まず、とにかく部屋の中にいては何も始まらないので私はなるべく外にでることにしました。建国大学の寄宿舎の1回に設置しているカフェに通うようにしまし た。このカフェは「グローカルカフェ」といい建国大学生ならだれでも利用でき、無料コーヒーの提供、ゲームの貸出、インターネットの利用のできるカフェで す。このカフェの中はEinglish onlyというルールがあります。スターディスペースとしても利用でき私は部屋で勉強する代わりにグローカルカフェで勉強をすることにしました。このカ フェは学生アルバイトによって運用されいます。学生アルバイトは建国大学の学生で主に授業の少ない大学院生です。

私は自宅で勉強する代わりにこのグローカルカフェに通い勉強することにしました、無料のコーヒーもあるので。数日間通い続けるとアルバイトの人達と話すよ うになり、私が韓国語の勉強をしている教えてくれるようになりました。今ではアルバイトの方全員と友だちになり、カフェに行けば韓国語を話す事ができます。

グローカルカフェでは本来、英語しか話してはいけないのですが私は外国人なので韓国語で話していいということです。留学生の多い建国大学ならではの施設で あると思うので、この点も建国大学に留学して良かったと思うことの一つです。なにか状況を変えたいときに中に閉じこもっていては何も変わりません。なにが おこるかわかりませんが外にでることでチャンスを得ることができると私は思います。短い留学生活の中で自分から行動し続けることが大切だと思いました。

別れ

留学4ヶ月がたったころ秋学期がおわりました。それと同時に交換留学生たちが留学を終えて帰国していきした。私の仲の良い友達たちもほとんどが帰国してい きました。春学期に留学する学生は1年、秋学期に留学する学生は半年が普通なので、今残っている交換留学生はほとんどいません。

せっかく仲良くなったのに別れるのはほんとうに辛いことでした、授業も同じで毎日一緒にいた大好きな友達も12月末に帰ってしまい、帰国してしまってから はしばらく何もやる気が起きない時期もありました。しかし友達がいなくなってしまったをくよくよしていても仕方がありません。

しばらくすると、自分の中でこの友達がほとんどいなくなってしまったのをチャンスだと考えることができるようになりました。なぜなら、また新しく仲良良 い友だちを作ることができるからです。いつも一緒にいる人がいるとその関係に満足してしま新しい関係に踏み出すことに一歩躊躇してしまことが多いと思いま す、また仲良くなりたいと思っていてもその人に非常に仲の良い友だちがいる場合も一歩躊躇して深い仲を築くのが少し難しくなる思います。今私にはほとんど 友だちがいません。ですから、また真っ白の形で誰とでも深い仲を築きやすい環境だと捉えることによって前向きに留学生活を送っていこという考えに至りまし た。
実際このように捉え行動し、徐々にではありますが仲の良い友達ができてきました。何事もどうにかなると思い前向きに考え行動することの大切さを知りました。

保険について

11月末に2泊3日の交換留学生スキー旅行に参加しました。そこで肩を脱臼し、軟骨が切れてしまし6ヶ月間運動禁止を言い渡されました。保険会社にお世話になり、そのサービスに大変感謝しているのでここに書き記したいと思います。
私が加入してる留学保険は信州大学に説明会に来てもらった東京海上日動さんの保険です。他の保険会社を利用したことがないので比較はできませんがそのサービスには大変満足しています。

<満足している点>
①24時間電話対応
24時間の電話対応があり、出来る限り早く診察ができるようにサポートしてくれる。対応の早さを実感しました。
②通訳の付き添い
現地の言葉でまだ病気のことなどを話すことは難しい、ある程度わかったとしても体のことなので不安ということがあると思います。東京海上日動の保険では現地通訳を診察のたびに無料で派遣してもらえます。
私は怪我した翌日に診察を希望しました、急な診察にもかかわらず通訳の方も派遣してもらいました。大変助かりました。また通訳を派遣できない場合にも電話通訳という形でサポートすると言っていました。
他の保険会社についてわかりませんので一概に東京海上日動がいいとおすすめすることはできませんが、韓国留学においては満足なサービスであることは確かなので留学保険を検討される方は是非参考にしてください。