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ニュース2021.12.01

(実施報告)ICL-Channelsプロジェクト:Malaysia Putra Collaborative Online Learning 観光・食品産業について考える

 

2021年11月11日、18日、25日の3日間、ICL-Channelsプロジェクトの一環として、「Malaysia Putra Collaborative Online Learning 観光・食品産業について考える」をオンラインにて開催しました。
本イベントは、信州大学グローバル化推進センター(GEC)とマレーシアプトラ大学により企画・運営されたオンラインイベントです。信州大学27名とマレーシアプトラ大学84名、またICL-Channels学生9名(東北大学2名、東京外国語大学4名、大阪大1名、神戸大2名)が参加し、マレーシアと日本両国の産業構造の相違と産業協力について英語で学びディスカッションを行いました。

第1回 11/11(木)
・Hanny講師(マレーシアプトラ大学経済学部)
・テーマ:
 日本と東南アジアにおける自動車産業に関する輸出入,関税,製造について。
 マレーシアで生産されている日本ブランド車と助成金による政府による販売促進政策
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第2回 11/18(木)
・徳永誠氏(元マレーシア政府観光局マーケティング担当)
 テーマ: マレーシアと日本の観光産業
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・五木田貴広氏(ふぁん・じゃぱん代表)
 テーマ: ハラル産業やコンビニエンスストア業界
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第3回 11/25(木)
・グループディスカッション
・テーマ:日本とマレーシアの産業を比較する

 

 

第1回、第2回の講義では、観光産業の印象が強いマレーシアで、自動車産業などの重工業も盛んなことに驚きを感じた学生、日本の食品、日本企業のコンビニや店舗が想像以上に浸透していることをうれしく思う学生など、マレーシアと日本についていろいろな気づく機会となったようです。
 また、第3回のグループディスカッションでは、
「問題について考えながら,英語を理解することが非常に困難だった。苦労なく英語を使うことができれば,問題についてさらに深く考えられると思う。」
「自国の状況について知っておくことが重要だと感じた。」
「何気なく接しているものに関心を持ち,紹介できるようにしておくべきだと感じた。」
など、言いたいことが英語で言えない、というもどかしさをオンライン上でも肌で感じられたようで、学生は留学などに向けた新たなステップが見えたようでした。

今後も学生の留学や国際交流のモチベーション向上の一助となるよう、オンラインで学生同士の交流を深める機会を提供していきます。

 

 

《ICL-Channelsプロジェクト》

ICLとは "Intercultural Collaborative Learning"(国際共修)の頭文字をとったことばです。複数の学習者が言語や文化的背景の違いを認め合い、それらの違いを取り入れて学び合う学習活動を指します。ICLを取り入れている国内の大学(東北大学・福島大学・東京外国語大学・大阪大学・神戸大学と信州大学部の6校)が参画し、オンラインを活用してICLを展開するプロジェクトが、"ICL-Channels"です。