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お知らせ

　2020年8月5日（水）6日（木）に，「グローバル化推進センター修了発表会」が開催されました。
今回は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から，はじめてZoomを使いオンライン発表会となりました。

　この発表会は，スピーチの部と国際共修の発表の部からなっています。前者は，日本語教育が必要な留学生や半年の日本語研修コースを終えて信州大学の大学院に入る留学生（研究生・大学院生）が学んだ日本語を用いて，自らが関心を持つテーマや故郷，専門などについてスピーチをするものです。

　また後者は，信州大学で半年または1年の留学を終えて帰国する短期留学生（交換留学生・短プロ生・日研生）が，文化的背景の異なる学生とグループを結成し，教員の指導のもと，自分たちで設定したテーマについて調査を実施し，提言を行うものです。

　今回発表会に参加した留学生は，アメリカ，ドイツ，ポーランド，中国，韓国，ブラジル，フランス,　スリランカ，キューバの全部で9か国出身，20人の学生で，参加した日本人学生23名と合わせて，合計43名が発表を行いました。

　スピーチの部では，留学生たちはそれぞれの個性で精一杯発表し，このスピーチにいろいろな思いが込められていることがうかがえました。
留学生一人一人が苦労を乗り越えて，日本語だけでなく人間性も大きく成長したことがうかがえる発表内容でした。

　国際共修の発表の部では，各グループが「環境意識」「多様性」「教育」「グローバル社会」の中から自分たちでテーマを具体化し，文献調査を行った成果及び提言を日本語または英語にてプレゼンテーションしました。

　いずれの部でも当日発表を聞いた学生，日本語教師，教職員の方々から質問があり，修了発表会は留学生のみならず在学生にとっても貴重な学び合いの機会となりました。
修了した留学生のほとんどがこの発表会を最後に自国に帰国しますが，この修了発表会は彼らにとって留学の成果を発表する大事なイベントです。

　次回は半年後の2月3日（水）または４日（木）を予定しております。次回はどのような発表になるのか楽しみです。