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ニュース2015.11.17

2015夏季カリフォルニア研修成果報告会を行いました

10月24日(土)、松本キャンパスにて、2015年9月2日から9月24日に信州大学の協定校カリフォルニア州立大学チコ校で実施された「カリフォルニア地域産業と英語研修プログラム」に参加した学生による成果報告会が実施されました。

 参加した9名の学生はそれぞれ(1)英語授業、(2)地域活性化についての講義、(3)施設見学、(4)現地での生活、(5)今後この経験をどう生かしていくか、(6)その他印象に残ったことについて、パワーポイントを使い、英語で発表しました。

 英語授業ではそれぞれのレベルごとにリスニング、スピーキング、ライティングの授業が行われ、各10名程度の少人数のクラスでアジア諸国、南米、中東などからの留学生とともに英語を学びました。また現地で日本語の授業に参加し、アメリカの大学生と英語・日本語を交えて交流し、多くの友人ができたことは参加者にとって大きな財産となったようです。

Chico2015_GuestLecture2.jpg

 地域産業にかかわる施設見学は、現地の農場(Lundberg Family Farm)、クラフトビール工場(Sierra Nevada Brewery)、大学付属農場(Chico State University Farm)の3箇所を見学しました。農場では様々な種類の米の生産について学んだり、農産物の食品加工で日本の加工食品との違いに驚いたりと多くの発見がありました。また、全米第2位のクラフトビール工場では、工場の歴史を学びビール生産過程を見学した後、21歳以上の参加者はテイスティングもさせていただきました。

 Chico2015_Homestay2.jpg参加者は全員、チコの一般家庭でホームステイをしました。初めのうちはなかなか家族とのコミュニケーションが取れなかった参加者も、徐々に慣れ、アメリカの生活を満喫しました。ホストファミリーと一緒に教会に行くことで、アメリカ人の宗教観や、さまざまな人種・バックグラウンドの人々が共存している社会に触れ、考え方が大きく変った参加者もいたようでした。

 この研修では、3週間という短い期間ではありましたが英語でコミュニケーションをとらなければいけない環境に身をおいたことで、友人もでき、自然とリスニング力も向上し、外国人と話すことに恐怖を感じなくなったという学生が多かったことが印象的でした。また英語による講義などを体験し、海外で学びたいという気持ちを強くした参加者も多かったようです。

 なおこのプログラム参加者の一部はJASSO海外留学支援制度の奨学金を受給、それ以外の参加者は「信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための学生への短期海外活動支援」の支援金を受給し、参加しました。Shinshu_Group_2015 (1).jpg

 出発前のガイダンスでは少し緊張しているように見えた参加者たちも、今回は皆堂々と英語によるプレゼンテーションを行い、グローバル人材として踏み出すためのよいきっかけとなったことが伺えるすばらしい成果報告会となりました。