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ニュース2015.01.01

2013年7月 信州大学国際同窓会タイ支部設立

 2013年(タイ仏暦2556年)7月6日。雨季に入ったばかりのタイだったが、この日は珍しくスコールのない〝涼しい〟一日となった。旧市街シーロム通り中ほどにある創作タイ料理レストラン「SALADee(サラディー)」に信大を卒業あるいは修了したOB・OGが集まり始めたのは、定刻を1時間も早い午後5時。一様に変わりなく紅潮して見えたのは、東南アジア初となる母校・同窓会の設立総会だったからであることは言うまでもない。それだけ、待ちに待った瞬間でもあった。

 もともとOB・OGの私的な親睦会「信州大学タイ国OB会」は4~5年ほど前からバンコクに存在していた。だが、期限を区切った企業の駐在員が多かったことや常勤幹事が事実上機能しなかった時期があったことから、開催しては断続的に中断の繰り返し。国際同窓会タイ支部へ移行する直前の体制が形作られたのは、わずか1年半前のことだった。

 それだけに、信州大学国際同窓会タイ支部の設立は電撃的でスピーディーだった。国際交流センターの担当准教授らが、交換留学事業の傍らバンコクを訪れたのは3月8日。名物タイスキを啄きながら話はトントン拍子に進み、正式に国際同窓会への移行の打診があったのは、それからわずか2ヶ月後の5月上旬。同月12日にはタイ国OB会からタイ国内のメンバーに一斉の報告がなされ、この時点で国際同窓会タイ支部の設立は確定的となった。

 設立総会には、卒業生や修了生、その家族、バンコク長野県人会会長、シナノケンシ現地法人社長、大学から三浦理事はじめ4名の教職員ら、最終的に38人が参加、盛大に執り行われた。初代役員人事も承認され、初代支部長には旧タイ国OB会の江本智副会長が、幹事には同様に小堀晋一旧OB会幹事が横滑り。これまで旧OB会を率いてきた宮崎成会長はタイ支部の名誉会長に就くことが決まった。

 まずは無難な船出となった信州大学国際同窓会タイ支部。先輩格の北京、上海、ソウル各都市の同窓会に負けぬよう、今後、さまざまな情報発信、国際交流を続けていきたいとしている。

(文責: タイ支部幹事 小堀)