eLセンター案内

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「教育の質の向上」を目指して

平野 吉直
e-Learningセンター長

 e-Learningセンターは当初、信州大学におけるe-Learningなどの情報通信技術を利用した教育の実施に必要な支援を行うセンターとして、2007年4月から2年間の時限付で発足しました。この間の活動内容は、教育用機材の作成・開発を行う教員への支援、教育支援システムの管理運用・開発、教育改善の啓発・支援・学習者に対する支援などを行ってきました。2008年度からは、全学的な教育基盤システムとしての「eALPS」の構築と安定運用を図ってきました。2013年度からは、さらに安定的な運用を目指し、総合情報センターにもご協力いただき、eALPSシステムのクラウド化を実現いたしました。これからは、これまでの活動を土台として、「教育の質の向上」のためICTの多面的な利用を支援し、教育効果の記録と時間外学習の可視化を図っていく必要があります。
 eALPSの利用による効果は、授業時間外の学習状況が把握でき、教育プロセスの記録による学習過程の把握ができることです。これによって学生の学習状況の可視化が可能となります。可視化が可能となると、教室外での学習時間の確保など、「単位制度の実質化」のための基礎データの収集や分析ができ、教学IRの実践にもつながります。
 組織的には、これまでどおり研究開発運用部門とICT活用支援部門の2部門を組織し、教職員・学生・授業ごとにあった教育支援システムの整備とICT活用教育の提案およびそれらの支援を行ってまいります。研究開発運用部門では、開発運用チームとヘルプデスクチームが、利用方法の問い合わせへの対応、教育基盤システムの運用、システムの開発に当たります。ICT活用支援部門では、メディアコーディネータがICTを活用した教育方法の提案、教育システムの調査研究、活用支援、教材開発などに当たります。
 これらの業務を統括するセンターの副センター長には、矢部正之教授(高等教育研究センター)、研究開発運用部門長には新村正明准教授(工学部)、ICT活用支援部門長には谷塚光典准教授(教育学部)に就任いただいています。各部門の実務を担当される職員の方々の仕事場は、松本キャンパス、長野(教育)キャンパスと離れますが、部門長との連携を密にして業務に当たっていただいております。
 e-Learningセンターでは、信州大学におけるICT活用教育の実施に必要な支援を続けてまいります。また、信州大学の教育研究を一層活性化させるため「高等教育研究センター」や「総合情報センター」「高等教育コンソーシアム信州」と連携・協働し、「教育の質の向上」への対応を目指したICT活用教育の支援を行い、中期計画の達成に大きく寄与することを目指してまいります。

2016年1月

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