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松医会について

松医会の沿革

松医会の歴史を辿ることは、松本医学専門学校、松本医科大学、信州大学医学部の歴史を辿ることでもある。
松医会の沿革は大学の歴史と常にオーバーラップして、時を刻んできた。
建学以来60年という歳月は決して平坦ではなく、昭和19年、松本医専開学時の校舎問題、昭和27年の病理学教室の全焼、28年の附属病院の主要部分の焼失など、幾度か存亡の危機に直面したが、教職員、同窓会、学生の熱烈なる復興への働きかけは、やがて功を奏して市県国を動かし、着実な復興の道を辿ることになる。
松医会の発足は、信州大学医学部50年史によれば昭和27年であり、会長は医学部長があたり、理事会の互選で松医会員が理事長を務めた。
昭和40年に会則が改正され、松医会は同窓生により運営されることになり、原善徳氏(専1)が会長に就任した。
以下、年代順に主要項目を追ってみることにする。

年代順主要項目

昭和19年4月松本医学専門学校開設。竹内松次郎校長、校舎、寄宿舎の設定で紛糾。
昭和20年6月市立病院を松本医学専門学校附属病院へ移管。8月15日太平洋戦争敗戦。
昭和23年松本医科大学への昇格。
昭和25年名簿の第1回目発行、以降4年に1回発行。
昭和26年信州大学医学部の設置認可。
昭和27年2月11日病理学教室の全焼、3月松医会正式に発足。
昭和28年3月29日附属病院火災、松医会が復興募金活動の中心となり、1.000万円を目標に全国の同窓生に協力を依頼、教授をはじめ理事らは全国をとびまわる。必要に迫られ支部が結成される。同窓会館建設に努力、土地買収できたが34年大学の事情により売却さる。
昭和30年10月21日旭町現在地に附属病院起工式。
昭和33年3月31日信州大学大学院医学研究科設置。
昭和37年2月26日細菌学、衛生学教室全焼 建設作業員の不注意による。
昭和39年12月松医会の沈滞状態を改善するため会則の変更に着手。
昭和40年8月21日新しい会則により原善徳氏(専1)が会長に選出される。
昭和42年6月1日麻酔科学教室が増設、松医会員として初めて清野誠一氏(専2回)が麻酔科学教室教授に就任。以後多くの松医会員教授が誕生する。
昭和42年9月全国支部長会議開催。松医会のあり方や25周年事業に向けて討議する。
昭和42年12月松医会報第1号発刊される。
昭和43年7月松医会事務局が学内に設けられ、専任事務員を置く。この年から松医会賞を設け、松医会が自主的に審査にあたる。
昭和44年1月安田講堂事件、学園紛争が激化、本学では第15回卒業式をボイコット、但し資格は認定される。
昭和44年5月創立25周年記念式典を学生の阻止運動で中止。「信州大学医学部25年史」が発刊される。
昭和44年8月大学本部が研尋会、研修医連合、学生により封鎖される。この年は教授会の人事に対する不正問題を正し、教授退職や職務交替などの事件が発生し、医学部が機構改革問題で大きく揺れ動きはじめた年である。
昭和46年原善徳会長から薄井真(専1)会長にかわる。
昭和52年同窓会が旭会館と並存することを了承し、8000万円の募金活動を展開し、目標を上回る募金を達成した。
昭和54年6月同窓会館建設で長年論議がされてきたが、併設で旭会館が落成した。3階を松医会が使用している。
昭和56年薄井真会長から荻原洋三会長(専2)にかわる。
昭和62年医学部並びに附属病院の再開発構想の検討がはじまる。教授会との意志疎通を図る。平成元年より各教室に順次100万円ずつ提供する。
平成元年赤羽太郎氏(大1)松医会員初の信州大学長に就任。
平成2年6月本邦3例目の生体肝移植が行われ、当時7歳であった患児は成人し施行例の中で最長生存例である(平成17年現在)。
平成3年荻原洋三会長から清水忠治(信1)会長にかわる。50周年記念行事のために募金活動2億円を目標に展開する。
平成6年5月14日長野県松本文化会館において50周年記念式典がおこなわれる。また、記念誌、記念写真集を発行する。50周年記念の目玉である財団法人信州医学振興会を設立、県下の有識者、財界人を発起人にして、松医会が中心的な役割を果たして、募金に大変な苦労はあったが、現在3億円の基金で運用している。
平成6年6月27日松本サリン事件発生、附属病院対応に全面的に協力する。
平成6年7月附属病院が特定機能病院の名称承認。
平成9年3月再開発計画の1期、2期病棟建設は平成4年3月着工以来5年を経て竣工。
平成9年5月清水忠治会長から松岡恒美(信3)会長にかわる。
平成11年5月信州大学創立50周年記念式典が長野県松本文化会館にて行われる。
平成11年8月松医会の呼びかけで信大関連病院連絡懇話会を発足する。
平成12年4月大学院医学研究科臓器移植細胞工学医科学系(独立専攻)設置。
平成12年11月診療科改称、内科学、外科学が大講座制となる。
平成14年10月医療技術短期大学部を改組し、医学部保健学科を設置。
平成15年4月加齢適応医科学系専攻(独立専攻)設置。各講座名称が大幅に改称される。
平成15年5月再開発計画の3期、中央診療棟竣工。信州大学長に小宮山淳氏(信10)、医学部長に大橋俊夫氏(信20)、6月には病院長に勝山努氏(信13)が就任。松医会員三氏の活躍が期待される。松岡恒美会長から窪田貞喜(信4)会長にかわる。
平成15年7月松医会写真展示コーナーを病棟一階に設ける。
平成15年11月総合研究棟が完成、総事業費21億円余、9階建ての施設には研究施設、独立専攻講座などが入る。信州大学同窓会連合会の設立準備会を開催。
平成16年3月松本市長に菅谷昭氏(信14)が就任。
平成16年4月国立大学法人法により、信州大学は国立大学法人信州大学と改称される。独自性と自立性が要求され、改革断行が問われる。医師研修医制度発足。
平成16年7月附属病院に4センター構想を発表、「がん医療総合センター」、「先進心臓血管病センター」、「移植医療センター」、「救命救急センター」の実現に向け、設備、スタッフの充実を急ぐ。
平成16年12月松医会ホームページ開設。
平成17年2月医学部学生募集にあたって、県内枠として5名を推薦入学させる。
平成17年5月松医会長に窪田貞喜氏再任。
平成17年6月大橋俊夫学部長、勝山 務病院長が再任、及び理事就任。以後3年間の任期に変更。
平成17年10月再生医療の研究や臨床応用で全国的に話題となる。
平成17年11月附属病院救命救急センター開設記念並びに開院60周年記念式典・記念祝賀会を盛大に行う。
平成17年11月医学教育センター内に寄附講座(医学教育・地域医療学講座)を設置。公的団体(5団体)からの寄付で、高度に専門分化する医学教育の充実、地域医療に貢献する医師の養成を目指す。
平成18年1月附属病院外来棟の建設が決まり、平成21年4月の竣工を目指す。
平成18年2月信州大学シンボルマーク(学章)決定。世界へ飛翔する鳥のイメージ。「信州」の頭文字「S」と「教育」・「研究」・「社会貢献」を表現する3枚の羽とを組み合わせたデザイン。
平成19年5月定期総会にて五十嵐修三(信5)新会長が承認される。退任した窪田貞喜前会長はすべての学部同窓会が連携した同窓会連合会代表に就任。大学の強力なサポーターとしての活動が期待される。
平成19年10月小宮山淳学長が再任。大学理事に勝山努氏(信13)が再任。
平成20年3月アフリカニジェールで医療活動を行う谷垣雄三氏(信13)を支援、多くの会員や団体から寄付を受ける。
平成20年4月小池健一氏(信21)が病院長に就任。
平成20年6月久保惠嗣氏(信20)が医学部長に就任。松医会員の活躍が期待される。
平成21年5月信州大学医学部附属病院、新外来棟診療開始。
平成21年5月松医会長に五十嵐修三氏再任。
平成21年6月信州大学創立60周年式典。
平成21年9月信州大学小宮山淳学長、任期満了。
平成21年10月信州大学山沢清人学長、就任。
平成23年3月信州大学医学部附属病院、小池健一病院長任期満了。
平成23年4月信州大学医学部附属病院、天野直二病院長就任。
平成23年5月信州大学医学部松医会、五十嵐修三会長任期満了。
平成23年5月定期総会において森本雅己(信9)新会長が承認される。
平成23年5月信州大学医学部再開発事業募金は、目標額の1億5千万円を達成し、1億6596万1829円となったことが久保医学部長より総会で報告があった。
平成23年6月信州大学医学部 久保惠嗣医学部長任期満了。
平成23年6月信州大学医学部 福嶋義光医学部長就任。
平成25年5月定期総会において森本雅己会長(信9)が再任。
平成26年3月信州大学医学部附属病院、天野直二病院長任期満了。
平成26年4月信州大学医学部附属病院、本郷一博(信24)病院長就任。
平成26年5月定期総会において森本雅己会長(信9)退任。
平成26年6月定期総会において勝山 努会長(信13)就任。
平成26年6月信州大学医学部 福嶋義光医学部長任期満了。
平成26年6月信州大学医学部 池田 修一(信24)医学部長が就任。
平成27年9月信州大学山沢 清人学長任期満了
平成27年10月信州大学濱田 州博学長就任
平成28年4月一般社団法人信州大学医学部松医会発足
平成28年6月評議員会・総会において勝山会長が再任
平成28年9月信州大学医学部 池田 修一(信24)医学部長が辞任
平成28年10月信州大学医学部 田中 榮司医学部長が就任
平成29年3月信州大学医学部附属病院 本郷 一博(信24)病院長任期満了
平成29年4月信州大学医学部附属病院 本田 孝行(信27)病院長就任
平成29年4月元松医会会長 窪田 貞喜氏(信4)旭日双光章叙勲

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