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​​平成28年度「研究者倫理特別講義」を実施しました

4月の入門講義で講演する松尾審議官
4月の入門講義で講演する松尾審議官
​グループディスカッションの様子(工学キャンパス)
​グループディスカッションの様子(工学キャンパス)
​パネルディスカッションの様子
​パネルディスカッションの様子

​信州大学大学院総合理工学研究科では、修士課程の必修科目「研究者倫理特別講義」の集中講義を、7月1日(金)長野工学キャンパスで開催しました。
同講義は、平成28年4月の総合理工学研究科の発足に伴い、学生が研究者・技術者としてふさわしい倫理観を身につけることを目的として開講したもので、4月4日の入門講義(ガイダンス及び松尾泰樹文部科学省大臣官房審議官〔高等教育局担当〕による講演)、その後の、研究倫理e-learning学習プログラム「CITI Japan」の受講及び受講学生569名を65の分野横断グループに分けて実施したグループディスカッションを経て、研究者倫理について受講学生がこれまで深めてきた考察をまとめてもらうことを目的として実施しました。
講師には、この分野の著名な専門家である、中村征樹大阪大学准教授,松澤孝明文部科学省科学技術・学術政策研究所総括上席研究官,羽田貴史東北大学教授及び札野順東京工業大学教授の4名を招へいし、本学の岡本拓也総合工学系研究科教授のコーディネートにより、パネルディスカッション形式で、各講師による講義、優秀ディスカッショングループ代表によるプレゼンテーション、質疑応答という流れで開催しました。当日は4キャンパス6会場を遠隔講義システムで接続し、受講学生数約560名と、本学に例のない大規模な授業となりました。