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生体医工学分野

概要

生体医工学分野では、理工系と医学系が融合した研究を行ない、医学・生物学・生理学等の基礎的研究から、医療用ロボット、生体デバイス、生体材料の開発等まで、その知見を医療や福祉に応用します。
具体的には、医療・健康・福祉分野等における課題について、機械システム学、ロボット工学、生体医工学、生体材料学、福祉工学、運動機能学等の視点から深く研究します。
少子高齢化の急激な進行により生じる医療・健康・福祉に関する諸問題を解決することを使命として、社会的ニーズの非常に高いバイオメディカルの分野における高度な研究を行っています。
研究により得られた知見は、高齢者福祉や先端医療等に応用し、人に優しいモノづくりを通して、私たちの「こころ」と「からだ」が元気になる社会を目指します。
ぜひ各教員の研究紹介をご覧ください。

生体医工学分野

“着る”生活支援ロボット curara®

生体医工学分野

人工筋肉が協調して動くロボットハンド


主な研究テーマ


  • “着る”生活支援ロボット curara®

  • 人工筋肉が協調して動くロボットハンド

  • カーボンナノチューブを応用した新しい人工関節の開発

  • 全方向遊泳が可能な生物規範型ロボット

  • ダンゴムシ、オオグソクムシ、ミナミコメツキガニの心理学

  • だ液バイオマーカーを用いたストレスやがんの診断技術

  • 教員

    青野 光准教授

    研究分野

    生物機械工学とロボット、生物音響、流体工学
    生物と生体の機械工学とロボット、生物から学ぶ技術と医工学分野への応用

    秋山 佳丈教授

    研究分野

    バイオMEMS・組織工学
    筋細胞駆動ロボットおよび生体外での3次元組織構築に関する研究

    岩本 憲泰助教

    研究分野

    ロボティクス,メカトロニクス
    曲線形状・曲面形状を有するロボット,ロボットによる曲線形状・曲面形状物体の制御,可変剛性機構

    小関 道彦教授

    研究分野

    バイオメカニクス・医工学
    医用画像に基づく患者別力学解析およびコンピュータ援用整形外科手術に関する研究

    小林 俊一教授

    研究分野

    バイオミメティクス・医用生体工学
    生物規範型水中推進機構、動脈硬化症のバイオメカニクス、医療機器開発支援

    田原 祐助助教

    研究分野

    センサ工学,バイオエレクトロニクス
    味覚などのヒトの化学感覚のセンシングとその再現技術に関する研究

    照月 大悟准教授

    研究分野

    バイオハイブリッドデバイス・ロボット
    昆虫嗅覚(触角・受容体)を利用した匂いセンサ、昆虫-機械ハイブリッド型ドローン

    中楯 浩康准教授

    研究分野

    生体力学,神経外傷
    頭部外傷,脳震盪,脳神経,血液脳関門,細胞衝撃試験,事故再現シミュレーション

    森山 徹准教授

    研究分野

    比較認知科学・動物心理学
    物質心理学の構築を目指し、ダンゴムシやオオグソクムシの心の探求

    山口 昌樹教授

    研究分野

    生体医工学・ストレス科学
    健康を測るバイオセンサおよび濡れ性の制御に関する研究

    植村 健教授

    研究分野

    神経科学・分子神経生物学
    脳神経回路網形成と機能制御の分子基盤とそれらの破綻が引き起こす神経発達障害の病態の解明

    齋藤 直人教授

    研究分野

    生体適合システム学
    バイオテクノロジー,生体材料,医療機器,整形外科,リハビリテーション 

    杉本 光公教授

    研究分野

    健康科学、運動生理学、バイオメカニクス
    高齢者の健康問題、生涯スポーツの習慣化、バイオメカニクス

    羽二生 久夫准教授

    研究分野

    毒性学、生体材料学、再生医学、臨床化学
    生体安全性評価、環境影響評価、骨再生、神経再生

    竹内 あかり准教授

    研究分野

    無機化学・生体材料学
    ソフトソリューションプロセスによるリン酸カルシウム系セラミックスの合成