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物質創成科学専攻

自然現象を物質科学的立場から捉え、その基本原理を解き明かすとともに、新しい機能を持つ物質、素材・素子の研究開発を行う。

物質創成科学専攻の専攻概要

物質創成科学専攻では、自然現象を物質科学的立場から捉え、その基本原理を解き明かすとともに、新しい機能を持つ物質、素材・素子の創成、評価および応用に関する教育・研究を行っており、次の4つの部門から構成されている。

1)物質解析科学部門:自然法則の理論的および実験的研究によって物質の性質やその機能を決定する原理を解明するとともに、それらの結果を新しい機能をもつ物質の開発に適用することを目的として教育・研究を行っている。
2)分子基盤科学部門:分子およびその集合系の構造、性質、機能と各種刺激に対するそれら分子やその集合系の応答性、反応性に関する教育・研究を行っている。
3)分子機能材料工学部門:高機能性材料の設計と合成、およびそれら材料の機能解析と機能発現機構の解明に関する教育・研究を行っている。
4)極限材料工学部門:繊維・層状物質、薄膜などの極限環境における構造と物性、極限物性を発現させるための構造形成に関する教育・研究を行っている。

  • 物質解析科学
  • 分子基盤科学
  • 分子機能材料工学
  • 極限材料工学

物質創成科学専攻の理念

物質創成科学専攻では、1)基本原理を深く理解し、これらの基本原理に基づき自律的に多様な応用研究を展開できる人材、2)社会、自然環境と科学技術との調和に対する深い理解力を備えた人材、および、3)他者の考えを理解した上で自らの考えを主張できる協調性と競争性の均衡のとれた人材を育成することを理念として教育・研究を行っている。

物質創成科学専攻の教育方針

物質創成科学専攻では、1)自然現象を物質科学的立場から捉え、自然界を構成する素粒子、原子、分子、高分子、分子組織体、凝縮系、複雑系および宇宙に至るまで各階層における物質の構造、諸現象・諸機能を、従来の学問領域の枠を超えた総合的見地と従来の分野をより先鋭化させた学問的見地に立って解明できる能力を涵養し、2)解明された基本原理を基に新しい機能を持つ物質、素材・素子を開発し、あるいは、各階層における諸現象を統一的に理解するための新しい抽象概念を構築する道筋を習得させることを教育方針とする。

物質創成科学専攻の進路

物質創成科学専攻への年度別の入学者数は以下の通りである。なお、この数字は社会人特別選抜と一般選抜の学生の合計である。
平成17年度:6名、平成18年度:6名、平成19年度:5名、平成20年度:9名、平成21年度:4名。平成17年度から平成21年度までの入学者数の合計は30名であり、その内一般選抜の学生は18名である。
博士課程を修了した一般選抜の学生の大半はメーカーに就職し、研究開発の分野で活躍している。

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物質創成科学専攻に所属する教員

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