研究トピックス
超臨界水を利用したバイオマスの有効活用
地球規模での温暖化がニュースになり、これまでのように大量かつ安価に“もの”を作るだけでなく、環境に優しい“ものづくり”が求められています。これに対して長田研究室では、“超臨界水”と“高温高圧水”というちょっと変わった“水”を用いた化学の研究を行っています。“水”を使って、有効利用されずに捨てられている木材・魚鱗・イカ中骨などの地域資源バイオマスから付加価値の高い化学製品 (食品や医薬品) を作ることが目的です。例えば、イカ中骨などに含まれるキチンからナノファイバーなどの機能性素材を作っています。