研究トピックス
タンパク質ってどうやって作られるの?
野村隆臣研究室では、大腸菌からヒトに至るあらゆる生物が生命活動を営むのに不可欠なタンパク質をいかにして生体内で合成しているのかについて研究を行っています。生体内タンパク質合成反応は、リボソームと呼ばれる細胞内小顆粒に様々な因子が緻密に相互作用しながら進む一連の反応系です。この詳細なメカニズムを解き明かすことができれば、医療・産業分野に応用できることが期待されています。特にリボソームに関する研究は、2009年度のノーベル化学賞を受賞しており、注目度が一気に高まっている研究分野です。