研究トピックス
超分子とナノスケール天然高分子材料の研究室

荒木研究室では、(1) ポリロタキサンをはじめとする超分子材料を用いたゲルやフィルムの作製、(2) セルロースやキチンなどの天然多糖類の微結晶を用いた補強材料、というテーマで研究を行っています。超分子 (左上) はネックレスのような形をした分子で、これでフィルムや繊維を作るとその中で輪 (リング) が自由自在に動きます。また、セルロースやキチンの微結晶 (右下) は、1ミクロン以下の大きさですが、その一粒は鋳鉄やアルミよりも強く、補強材料に活かそうと考えています。