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お知らせ

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高強度レーヨンに迫る強度と伸度を両立した低環境負荷カーボンナノチューブ複合セルロース繊維を開発

2024.06.28


国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)ナノカーボンデバイス研究センター 化学評価研究チーム 小橋 和文 研究チーム長、ナノデバイス研究チーム 森本 崇宏 研究チーム長、先端素材研究チーム 張 民芳 主任研究員、岡崎 俊也 首席研究員、ナノ材料研究部門 ハイブリッドアクチュエータグループ 杉野 卓司 主任研究員らは、オーミケンシ株式会社、国立大学法人 信州大学 後藤 康夫 教授と共同で、高強度レーヨンに匹敵する強度と伸度を両立した低環境負荷カーボンナノチューブ複合セルロース繊維を開発しました。


ポイント
・直径を最適化したカーボンナノチューブ束を適量添加することで優れた機械特性を持つセルロース繊維が実現。
・繊維の紡糸速度が3割増加し、生産性向上。
・製造時の環境負荷が高いレーヨンの代替となる素材としてランフラットタイヤのタイヤコードに応用。



▼0.1質量%カーボンナノチューブ複合セルロース繊維の構造モデル
  ※原論文の図を引用・改変したものを使用しています。



 プレスリリースをご覧ください。




 詳細は産総研HPをご参照ください。


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