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城内 健希さん(M2)が第13回マイクロ・ナノ工学シンポジウムにて若手優秀講演表彰を受賞

2023.03.02


11月14~16日に徳島市にて開催された第13回マイクロ・ナノ工学シンポジウムにおいて、大学院総合医理工学研究科 生命医工学専攻 生体医工学分野2年の城内 健希さん(秋山 佳丈研究室)が若手優秀講演表彰を受賞しました。


受賞題目: 多段音響分離デバイスによるサイズ混合プラスチック微粒子濃縮回収の検証


研究概要:近年、マイクロプラスチックによる環境汚染が関心を集めており、その調査研究が進められています。多くの調査において、マイクロプラスチックはろ過によって回収されますが、フィルターの孔径により目詰まりやすり抜けが発生するため、回収が適切に行われない可能性があります。これまでに我々は、音響収束による粒子分離のマイクロプラスチック回収への有用性を実証してきました。本研究では、粒子分離機構を多段設けた多段音響分離デバイスにより、異なるサイズのプラスチック粒子を混合した懸濁液からのプラスチック微粒子の濃縮回収を実証しました。

城内さんのコメント:この度は、マイクロ・ナノ工学シンポジウムにて若手優秀講演表彰をいただき、大変光栄に思います。今回の受賞は、私ひとりの力ではなく、ご指導いただいた秋山先生をはじめとする研究室の皆様のお陰と思っております。本当に心から感謝申し上げます。本研究では、マイクロプラスチックによる環境汚染の防止のために、マイクロプラスチックを濃縮して回収するデバイスの開発に取り組んでいます。この研究が環境汚染の低減に少しでも貢献できるのであればとてもうれしく思います。


※本研究に関するお問い合わせは機械・ロボット学科秋山 佳丈 教授(aki@shinshu-u.ac.jp)までお願い致します

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