お知らせ

丸井織物株式会社と信州大学繊維学部、包括的連携協定を締結

2022.12.08

11月30日、信州大学繊維学部は丸井織物株式会社(本社 石川県鹿島郡、代表取締役会長 宮本 徹)と包括的連携協定を締結しました。同社は、「織る」をコアとするモノづくり技術とITテクノロジーの融合により織染一貫の最先端体制を誇る企業です。今回、同社との包括的連携協定によって、製品開発のシミュレーションや教育用動画の作成など、実践的産学官連携PBL（Project Based Learning：課題解決型授業）を推進します。同社とは先駆けて10月に、本学部の授業にて、同社の機能性生地を使用した最終製品のアイデア出し講義を実施したほか、来年4月からは本学部生が同社と同社グループ会社である倉庫精練株式会社を訪問し、業界最先端のIoT工場でのモノづくりを実践的に学ぶ予定です。また同社には繊維学部へお越しいただき、様々な先端繊維・ファイバー分野の研究に触れていただきたいと考えております。
　『カクシン・センイ・カンパニー』を掲げ、繊維の会社でありつつも、繊維の領域をはみ出しながら、テクノロジーを駆使してこれまでにない次世代の繊維業態を志向する同社との産学官連携PBLは、学生の実践力を育み、将来の繊維産業を切り拓く人材育成となることを信じております。

＜参考＞
丸井織物㈱様のプレスリリース（https://www.maruig.co.jp/8593）

　

　　 　　　　　　調印へ向けて、森川繊維学部長よりご挨拶　　　　　　　　宮本代表取締役会長と森川繊維学部長とで記念撮影