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萩原 樹さん(M2)が第24回日本感性工学会大会にて優秀発表賞を受賞

2022.10.12


8月31日~9月2日にオンラインで開催された第24回日本感性工学会大会において、大学院総合理工学研究科 繊維学専攻修士課程2年の萩原 樹さん(上條研究室)が、優秀発表賞を受賞しました。この賞は、予稿の書き方や研究の目的設定、発表の方法や質疑等が優れており、また研究の今後の進展に期待できる若手研究者を顕彰するものです。今回は164件の発表の中から7件が優秀発表賞として選ばれました。


受賞題目: 「どうぞ」を伝える自動車用照明の発光パターンの検討


研究概要: 自動車用照明を用いて、道を譲る「どうぞ」という意図を他の交通参加者に伝えるために最適な発光パターンを創出することを目的とした研究です。本研究では自動車用照明を用いて、点滅光によって「どうぞ」を表現するのに適切な発光パターンを明らかにすることを目的として点滅光の要素である色・波形・周期の組み合わせから「どうぞ」を表現するために最適な組み合わせを官能評価から特定しました。自動車用照明は今後の自動運転車の普及を見据え、単に路面を明るく照らす灯火器としての役割だけでなく、光を用いたコミュニケーションツールとしての進化が期待されています。本研究成果は自動車照明の新しい展開に貢献するものです。

萩原さんのコメント: この度は日本感性工学大会にて優秀発表賞をいただき、大変嬉しく思います。これは個人の力だけでなく、ご指導頂いている先生方をはじめとした共同研究者の方々、研究室の皆様のおかげであり心より感謝しています。本研究では、LEDランプによる点滅によって「道を譲る」という特定の意図を伝える発光パターンの創出に挑戦しています。研究の発展次第で自動車業界だけでなく、ヒトとロボットとの共生社会に向けた実用化に繋がればと考えています。今回の受賞を糧に、今後の研究活動に日々精進して取り組んでいきたいです。



※本研究に関するお問い合わせは先進繊維・感性工学科 上條 正義 教授(kamijo@shinshu-u.ac.jp)までお願い致します

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