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機械・ロボット学科 山口 昌樹 教授ら、ICBST 2019でBest Paper Awardを受賞
2019.09.24
9月19・20日にパリで開催された International Conference on BioSensing Technology 2019 (ICBST 2019) において、機械・ロボット学科 バイオエンジニアリングコースの山口 昌樹 教授と医学部 精神医学教室の鷲塚 伸介 教授・篠山 大明 准教授の共同研究グループがBest Paper Awardを受賞しました。受賞論文タイトルは「Clinical utility of salivary cytokines for children with attention deficit hyperactivity disorder」です。
研究概要 : 現在、注意欠陥・多動性障害 (ADHD) の化学療法では、その効果判定に関する定量的な指標がありません。本共同研究グループは児童の唾液中に含まれるサイトカインという一群のたんぱく質に着目し、ADHDの有無で特異的に変化するサイトカインの組み合わせがあることを見出しました。バイオマーカーの種類、量、および変化から病気の程度や治療効果を可視化する技術がもたらすインパクトは極めて大きいと考えられます。