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神林 准也さん (M1) が日本エネルギー学会においてポスター賞を受賞

2018.11.13


大学院総合理工学研究科 繊維学専攻 化学・材料分野1年の神林 准也さん (髙橋 伸英 研究室) が、8月8・9日に日本大学理工学部 駿河台キャンパスで開催された第27回日本エネルギー学会大会においてポスター賞を受賞しました。一般を含む31件のポスター発表演題の中から、投票によって選ばれた5演題の発表者にポスター賞が授与されました。

受賞題目 : 半導体触媒がスギのおがくずのガス化における熱分解およびタール分解に及ぼす影響


研究概要 : 本研究は、バイオマスのガス化の際に問題となる熱分解生成タールの低減を目的とし、半導体の熱励起効果に着目しました。触媒として半導体であるCr2O3を使用し、これとバイオマスを直接混合した場合のバイオマスの熱分解に及ぼす影響、およびバイオマス熱分解により生成したタールと触媒粒子を接触させることによるタールの改質に対する効果を調査しました。その結果、Cr2O3は350℃の低温において酸素存在下でスギおがくずの熱分解を促進しました。さらに、400℃でのスギおがくずの熱分解により生成したタールをCr2O3と接触させるとタールの分解が促進され、水素生成量が増大することを明らかにしました。

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