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生物資源・環境科学課程 新井亮一 助教ら、ナノブロック「分子技術」を開発

2015.09.24

 

生物資源・環境科学課程、新井 亮一 助教と横浜市立大学 雲財 悟 助教らの共同研究グループは、新しいコンセプトで独自の人工タンパク質を用いた「タンパク質ナノブロック (PN-Block)」を開発し、樽型や正四面体型等の複数種類の超分子ナノ構造複合体を自己組織化によって創りだすことに成功しました。9月14日、信州大学及び横浜市立大学が共同でプレスリリースを行い、関連記事が9月15日付けの信濃毎日新聞社で紹介されています。本成果は今後、ナノテクノロジーや合成生物学研究等への貢献が期待できます。なお本研究成果は、米国化学会誌 Journal of the American Chemical Society (JACS) の9月9日発行号に掲載されるとともに注目の論文としてJACS Spotlights に選ばれ、さらに本研究のコンセプトを表現したアートデザインが表紙を飾りました。

 

<本研究成果のポイント>

独自の人工タンパク質を利用したPN-Blockを世界で初めて開発し、1種類のPN-Blockから樽型や正四面体型等の複数種類の自己組織化ナノ構造複合体を創出しました。また、PN-Block戦略は日本発の独自の先進的「分子技術」としてナノテクノロジー等への応用が期待され、今後、さらなるPN-Blockを開発し、自在に組み合わせていくことにより、天然タンパク質では実現できないような構造や機能をもつ人工タンパク質を創製できると期待されます。

 

タンパク質ナノブロック.png JACS表紙_v137i035.png

タンパク質ナノブロック                   JACS 137卷35号 表紙

 

参考サイト(新井研究室ホームページ) はこちら

 

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