お知らせ
市川結准教授が、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(さきがけ)に採択されました。
2009.09.08
このたび、繊維学部化学・材料系機能高分子学課程の市川 結准教授が科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(さきがけ)に採択されました。
採択された研究課題は「層間励起移動を用いた光捕集系を有する広帯域有機薄膜太陽電池」で、戦略目標に「異分野融合による自然光エネルギー変換材料及び利用基盤技術の創出」を掲げた研究領域「太陽光と光電変換機能」の採択課題の一つです。
研究概要は、「光捕集・伝達システムを有する有機薄膜太陽電池の創出を目指します。有機薄膜太陽電池は、省エネルギー製造プロセスで大面積生産が可能であることから有用な次世代太陽電池として注目されていますが、エネルギー変換効率が未だ不十分です。さまざまな波長の光を吸収する積層構造にエネルギー伝達のための一方向的な励起移動の仕掛けを組み入れることで、太陽光スペクトルを有効活用し、変換効率の向上を目指します。」というものです。
関連webページ
JSTプレスリリース http://www.jst.go.jp/pr/info/info666/shiryou2-02.html
さきがけ http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/index.html
市川結(信州大学研究者総覧) http://soar-rd.shinshu-u.ac.jp/soar/profile.do?lng=ja&id=WenUjFkV