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“バイオマス” と “水” から高付加価値材料を創出

長田 光正
教員氏名
長田 光正
職名
教授
所属
化学・材料学科 ファイバー材料工学コース
研究分野

化学工学、超臨界流体工学、バイオマス工学

研究課題

(1) キチンナノファイバーの調製
(2) オリゴ糖の生成
(3) アミノ糖の変換反応
(4) リグニンからのフェノール化合物生成
(5) コラーゲンおよびポリペプチドの調製

出身校
東北大学
SOAR
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研究室
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一言コメント

化学というと色々な薬品を使うイメージがあるかもしれませんが、それを環境に優しい "水" に置き換えることが私たちの目的です。"水" を使って、捨てられている地域のバイオマス資源から機能性材料を創りだします。

研究紹介

"水" を使った地域資源バイオマスからの環境に優しい化学の "ものづくり"

最近、温暖化など地球規模での問題がニュースになっています。これまでのように大量かつ安価に "もの" を作るだけでなく、環境に優しい "ものづくり" が求められています。これに対して、私たちは "超臨界水" と "高温高圧水" というちょっと変わった "水" を用いた化学の研究を行っています。"水" を使って、有効利用されずに捨てられている木材・魚鱗・イカ中骨などの地域資源バイオマスから、付加価値の高い化学製品 (食品や医薬品) をつくることが目的です。例えば、イカ中骨などに含まれるキチンからナノファイバーなどの機能性素材をつくっています。

 

 

 

≪研究から広がる未来≫


化学というと色々な薬品を使うイメージがあるかもしれませんが、それを環境に優しい "水" に置き換えることが私たちの目的です。水は、普通の圧力 (1気圧) では、100℃で沸騰しますが、圧力をかけると100℃以上でも液体状態を保ちます。温度、圧力を操作することで水の性質 (pH [ピーエッチ] など) もコントロールできます。つまり、酸・アルカリを使わなくてもpHが変えられます。この "水" を使って、薬品をできるだけ使わずに、様々な化学製品を作る方法を実現します。

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