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小林 宥華さん (M2)・金 炅屋 助教 (IFES) がAsian Textile Conferenceで受賞

2017.07.07


大学院総合理工学研究科 繊維学専攻 先進繊維・感性工学分野2年の小林 宥華さん (石澤 広明 研究室) が、6月27~30日に香港理工大学で開催された14th Asian Textile Conference (ATC-14) において「Best Student Paper Award: Textile Materials」を受賞しました。隔年開催されるAsian Textile Conferenceは繊維分野において世界でも有数な国際会議の1つで、今回、学生によって同カテゴリー (Textile Materials) で発表された12件の中から小林さんの発表 "Application of covered FBG sensor for wearable system" が最優秀賞に選出されました (写真 小林さん: 右から3人目、濱田学長: 右端、下坂学部長: 左から3人目)。


研究概要 : 石澤研究室では、光ファイバー型の高感度な歪センサーであるFiber Bragg Grating (FBG) センサーを手首の脈動点に設置し、計測される脈波信号から脈拍数・呼吸数・ストレス検出・血圧などを連続同時算出する、マルチバイタルサインセンサーを開発しています。このFBGセンサーをスマートテキスタイルとしてウェアラブル型センサーで応用するため、組紐の技術で光ファイバーに絹糸をカバーリングして繊維製品に固定されます。本研究ではこのカバーリングに使用する糸の太さと計測される脈波信号のS/N比の関係を調査し、スマートテキスタイルに向けた最適なカバーリング条件を発表しました。


2017.7.11 (追加)


国際ファイバー工学研究所 (IFES) の金 炅屋 助教が、6月27~30日に香港理工大学で開催された14th Asian Textile Conference (ATC-14) において、優秀ポスター賞「Best Poster Award」を受賞しました。受賞演題は "Effect of manufacturer and textile quality on garment salability" です。112件のポスター発表の中から3件が優秀ポスター賞に選出されました (写真左が金 炅屋 助教)。


研究概要 : 本研究は、同一設計の下で国内外の生産工場で衣服を生産し、その違い、ならびに販売可能性について調べたものです。工場の製造技術が一定以上である場合、衣服の評価は製造国に依存しないことが示され、また生地の重要性についても確認されました (高寺 政行 教授との共同研究)。


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