物質循環学コース 学生インタビュー1

「これまで学んだことを活かして,環境分野で人々の生活を支えることができるような仕事に携わりたい」

Q. なぜ物質循環学コースに入学しようと思いましたか?

A. 様々な分野から自然環境や環境問題について学びたかったからです.
もともと自然環境が好きで,その中で起こる環境問題にも興味がありました.高校の進路選択時に,自然環境や環境問題について,様々な分野から学ぶことができる大学・コースがあることを知りました.それが,信州大学理学部の物質循環学コースでした.また,せっかく,自然環境について勉強するのであれば,都会のビル群ではなく,山や森林に囲まれた自然豊かな環境で勉強したいと思ったことも理由の一つです.

Q. 物質循環学コースで学んだことは何ですか?

A. 課題を発見し,それを解決していく力だと思います.
信州大学だからこそできるフィールド実習(例えば,乗鞍岳・上高地・諏訪湖等)を多く経験できたことが特に印象に残っています.自分の目で見て,感じることで,その現象がなぜ,どのように生じているのだろうかと,好奇心が刺激されました.その好奇心は,メカニズムを勉強する原動力となり,調べたことをレポートにまとめたりしました.不思議・課題を発見し,考え,自ら調べることの重要性を学びました.


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Q. 学部では,どのような学生生活でしたか?

A. 人との繋がりを大切にした生活でした.
コースの皆さんはもちろん,サークルやアルバイトを通して,多くの方との交流がありました.年齢・立場・考え方が違う方々と交流することで,人間的にも成長できた学部生生活だったと思います.勉強面はもちろんですが,人との繋がりもとても大切なことだと思うので,これからも様々な方との関わりを持ち,人間的にもより一層成長できるように過ごしていきたいと思います.

Q. 大学院では何を研究しているのですか?

A. 流域の地下水循環過程について研究しています.
水資源の確保は,人々の生活の持続性を担保するために必要不可欠です.地下水は主要な水資源ですから,その地下水がどこに存在し,どのように循環しているかを知ることは重要です.私は,水とともに移行するイオン等の化学情報を分析することで流域水循環過程,特に地下水に着目した研究に取り組んでいます.大学院では,水質情報に加えて,そこにある水が何年前に降った雨なのか,というような「水の時間情報」の取得を目指しています.

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Q. これまで学んだことをどのように生かしたいですか?

A. 環境分野で人々の生活を支えられる仕事に携わりたいです.
私は将来,これまで学んできた環境分野から,人々の生活を支えることができる仕事に携わりたいと思っています.国内外問わず,その国や地域が抱える問題の解決策を導き出すことで,その地域の安全や発展に貢献していきたいと考えています.
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