医学系研究科発生再生医学(2012年~循環病態学講座)の小山晃英さんが第83回日本内分泌学会学術総会でYIAを受賞
3月25日から28日まで京都府京都市の国立京都国際会館で、第83回日本内分泌学会学術総会と第14回国際内分泌学会議と連携して開催されました。一般演題は併せて1700題を超え、開会式典では天皇皇后両陛下や川端文部科学大臣もご臨席されました。医学系研究科、臓器発生制御医学講座発生再生医学分野、博士課程一年(発表時)の小山晃英さんの演題発表があり、選考の結果、本年度のYoung Investigator Awardを受賞しました。本学会の受賞としては、最年少での受賞となります。
受賞対象となった発表演題は「発生および老化におけるアドレノメデュリン‐RAMP2系の血管恒常性維持機構」です。この発表は、アドレノメデュリンという血管作動物質の活性調節タンパクであるRAMP2の、発生から成体の老化における血管の恒常性維持に対する機能についての研究です。今後研究が進めば、生活習慣病である高血圧や動脈硬化などの血管の老化を促進させる循環器疾患の治療法開発に大きな期待が寄せられます。
臓器発生制御医学講座発生再生医学教室ホームページ:
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