実施体制

教材作成のガバナンス

研究者皆学修プロジェクト(代表校:信州大学、分担校:大阪市立大学、京都府立医科大学)では、研究倫理学修が不十分な研究者を対象に、医学の進歩と妨げる研究不正(FFP)や疑わしい行為(QRP)を確保していただくことを目的として、次のガバナンスに基づき、eラーニング教材を作成・配信します。

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※1 教材編集委員会(PROJECT I)
  • 代表校・分担校の草稿作成者およびとりまとめ担当者で構成する。委員は、市川家國、福嶋義光、新谷歩、伏木信次、ロバート・ゲラー、中野義和、増井徹、本間利夫、野内玲、樋笠知恵
  • 研究開発代表者を中心に草稿を作成後、査読を実施した上で最終版を作成する
  • オンライン化の後、試験運転と同時に運営委員会に諮り、教材の承認と配信承諾を得て、教材を公開する
※2 単元別査読委員会 A
  • 過去の教材作成事業時の100名を超える協力者の中から1単元につき原則3名以上を選任し査読いただく
  • 合議を行い、結果を教材に反映する
※3 単元別査読委員会 B
  • 臨床業務で多忙な研究者を対象とする教材として適切なものであるか、質的・量的な面を含めて評価する
  • 研究開発分担者、協力者が所属する関連病院に在籍し、研究責任者の立場にある学会員に各教材に対する意見聴取を行い、結果を教材に反映する
  • 若手医師が専門医を目指す際、論文発表が資格を得る上での前提となる専門領域があることを踏まえ、専門家に意見をいただく
  • 日本医学会連合加盟の129学会への教材作成に関する意向調査に対して寄せられた代表的な回答を行った4〜5学会に教材を供覧して意見聴取する