精神医学教室について

信州大学医学部精神医学教室では、研究もさることながら臨床に重点をおいていることが特徴であり、患者さんと丁寧に向き合うことを心がけています。

top01 当教室は、多くの諸先輩と名誉ある伝統に支えられ、臨床、教育、研究、そして未来の精神医学、医療に向かって邁進しています。

精神医学教室の医局からは松本城やアルプスの山々を見渡すことができ、四季の移り変わりが脳裏に刻み込まれます。


 

子どものこころ診療部、周産期のこころの外来などの専門外来

外来では通常の診療に加え、主治医の指示のもと公認心理師による心理療法も行っています。

子どものこころ診療部」では、長野県の小児精神医療の中核的医療機関として、地域の精神科や小児科などの医療機関、学校・教育センターなどの教育機関、児童相談所・情緒障害児短期治療施設などの福祉機関と連携し、子どもたちを様々な視点から支援しています。

周産期のこころの外来」は、妊産婦さんやお父さんのメンタルヘルス不調・精神疾患の治療に特化した専門外来です。妊娠中そして産後は、メンタルヘルスが不調になりやすい時期です。元々精神疾患をお持ちの妊産婦さんの精神科治療や、産前産後の「うつ病」の治療は、一人一人のお母さんに合った方法が取られるべきです。当院の産婦人科や小児科や精神科、そして出生前診断を行っている遺伝子医療研究センターと綿密な連携を取りながら治療を進めて参ります。

このように児童、思春期、青年期、壮年期、初老期、老年期と幅広いライフステージの精神医療をカバーできるように日夜努力を続けています。

研究では、臨床に根ざすことをモットーに症例による臨床研究が行われ、精神病理学に加えて、精神薬理学、精神生理学、神経病理学、放射線精神医学、分子生物学的精神医学などの生物学的精神医学にも進んで参加しています。

 

お知らせ


2022年7月21日

周産期のこころの医学講座による市民公開講座のご案内

第5回市民公開講座を開催いたします。

2022年8月13日(土)13時00分~15時00分 

詳細・参加登録については「こちら」からお願いいたします。


2020年7月21日

篠山准教授らによる研究成果が自閉症専門誌にオンライン掲載

篠山准教授らによる研究成果が、国際的に最も権威ある自閉症専門誌の1つである、Journal of Autism and Developmental Disorders誌に、2020年7月21日にオンライン掲載されました。

→発達障害の早期診断に1歳半健診が有効


2020年2月10日

新専門医制度による研修プログラムの情報

新専門医制度による研修プログラムの情報をアップしました。 「入局案内」をご参照ください。


2017年5月10日

信州精神神経学会のホームページ

信州精神神経学会」のホームページを開設しました。


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