ペンとタッチの情報処理 ~快適な創作活動環境の構築を目指して~

ペンで手書き入力されたフローチャート(流れ図)や楽譜をコンピュータが逐次自動認識後、整形・出力するシステムである

スマートフォン上でのタッチ入力を用いた類似画像検索システム。緑矢印の方向にタッチすると、画像群がらせん状に回転する
宮尾研究室では、タブレットPCやスマートフォンなどで使われているペン入力やタッチ入力の情報を活用した研究を中心に行っています。例えば、ペンで手書き入力された文字・記号・図形をコンピュータで逐次に認識・整形したり、以前に入力した情報を検索する手法について研究しています。また、タッチ入力された情報を用いた研究では、そのジェスチャ(タッチした複数の指の動き)の登録・認識を行ったり、それらの技術を用いたプログラム開発を行なったりしています。なお、宮尾研究室は丸山研究室・白井研究室と合同で研究活動を行っていますので、そちらもご覧ください。
研究から広がる未来
ペンやタッチを用いた情報入力システムは、今後ますます増えてくるでしょう。同研究室が考えているのは、これらの入力システムが人間の創作活動を助けるものにならないだろうか?という点です。例えば、作曲活動で楽譜を書いている時、コンピュータがこれらの創作活動を援助してくれるようになると便利です。同研究室の技術は、こんな時に役に立つはずです。
卒業後の未来像
ほぼ半数の学生が大学院に進学し、残りの学生が就職しています。就職先はソフトウェア開発関連、電機メーカー、ゲーム関連会社など多岐にわたります。同研究室で学んだ問題解決能力は、どの会社に行っても活かすことができます。
プロフィール
1991年より工学部情報工学科助手として着任。1998年、在外研究員としてワシントン大学にて研究活動。 2004年より現職。研究分野はパターン認識・音楽情報処理・ヒューマンコンピュータインタラクション。
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