持続可能なソフトウェア開発:ソフトウェアエコシステムの分析と実験

【ソフトウェア工学分野の最高位の国際会議】 International Conference on Software Engineeringで発表しました。 この論文のように国際的な共同研究で研究を進めています。
ソフトウェアは一度作って終わりではなく、環境やユーザなどに合わせて開発し続ける必要があります。しかし、ソフトウェアに関する資産は複雑に依存し、開発に携わる人材は流動的で、ソフトウェアを持続可能な状況で開発し続けることは大きな挑戦です。この課題に対して、ソフトウェアにおける多様な資産,人材,他のソフトウェアなどをエコシステムとしてとらえ研究するソフトウェアエコシステムがソフトウェア工学におけるホットなトピックとなっています。このトピックに対する実証研究とともに、エコシステムで人々が協調する仕組み作りとしての乗り捨て可能カーシェアリング研究にも取り組んでいます。
研究から広がる未来
オープンソースソフトウェア開発など、今ソフトウェア開発は、世界中の人々と一緒に仕事するダイナミックな働き方になっています。これまでになかった仕事や働き方が既に出てきています。世界で働く、世界と働くことは夢ではないです。
卒業後の未来像
在学中にインターンシップなどで実際のソフトウェア開発を体験することを推奨します。大学院に進学すると、国内外の企業などへの派遣も実施し、チームワークができ、研究のできるソフトウェア技術者になってもらいたいと思っています。
プロフィール
大阪大学大学院情報科学研究科修了後、奈良先端科学技術大学院大学助教を経て、2021年より現職。 研究分野はエンピリカルソフトウェア工学、ソフトウェアエコシステム、ソフトウェアエコノミクス、乗り捨て可能カーシェアリングなど。
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