文字サイズ

News & Topics

2023MAGLD研究会in長野に参加します(20230706-07)

荷重測定センサ構成法の一例(鈴木M2)
荷重測定センサ構成法の一例(鈴木M2)
磁気誘導消化管検査概念図の一例(森川M2)
磁気誘導消化管検査概念図の一例(森川M2)
残留応力付与による磁気特性変化結果の一例(重田M1)
残留応力付与による磁気特性変化結果の一例(重田M1)

2013年から毎年恒例となった電気学会マグネティックス/リニアドライブ合同研究会(2023MAGLD研究会in長野),今年は信州大学工学部内での対面開催となりました。2023年7月6日(木)ー7日(金),長野市ものづくり支援センター(UFO Nagano)5階産学行交流ゾーンにて本研究室から3件の発表を行います。


1) MAG-23-031/LD-23-035 FeCo磁歪合金を使った漏れ磁束による荷重測定可能性の検討

 ◎鈴木涼平, 田代晋久, 脇若弘之(信州大学), 田山 厳, 小野寺隆一, 渡辺将仁(東北特殊鋼)

2) MAG-23-036/LD-23-040 特許情報データベースによるカプセル内視鏡の技術開発動向調査

 ◎森川尚輝, 田代晋久, 脇若弘之, 水野 勉(信州大学), 大宮直木(藤田医科大学)

3) MAG-23-053/LD-23-057 大径FeCoV磁性線における発電効率の検討

 ◎重田隆明, 田代晋久(信州大学), 直江正幸(電磁材料研究所), 脇若弘之(信州大学)


1)は東北特殊鋼との共同研究です。磁歪材料の一つであるFeCo合金の荷重センサ応用を提案した内容です。今回は実用化を目指し,磁石と安価磁気センサによる構成法を提案します。2) は藤田医科大学の大宮先生との共同研究です。特定臨床研究として磁気誘導全消化管カプセル内視鏡の消化管腫瘍描出率の無作為割付対照比較試験(jRCTs042180150)に使用していただいたカプセル内視鏡磁気誘導用磁石についての発表です。カプセル内視鏡に関する技術的位置づけをまとめ,今後の他施設試験実施へむけた基礎データをまとめました。3) は電磁材料研究所殿との共同研究の成果です。昨年受賞したFeCoV磁性線を磁気双安定素子の大径化に取り組んでいる進捗状況です。細線化とひねり応力印加による残留応力付与による磁気特性(残留磁束密度/保磁力)の向上について検討を行いました。

このページの先頭へ