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学校・児童の様子

今日のできごと 令和2年9月29日 「伝え、感じ合った、最高の運動会」

伝え、感じ合った、最高の運動会

令和2年9月29日

==ようやく てんきに なりました==

 子どもたちの願いが、空へと届き、25日(金)に予定していた運動会が、最高の天気の下、行われました。保護者の方々に見ていただくことができなかったので、種目(学年)ごとに写真を添えて簡単にお伝えします。

undoukai-1.JPG【開会式】
 8時40分、開会式が始まりました。全校が集うということをこれほど待ちのぞんだことはありません。茅野校長先生のお話に、「今日の運動会は、今日しかありません」、というお言葉がありました。多くの先輩たちから受け継いできた運動会ですが、この仲間とできる運動会は、まさしく"今日"しかありません。池田児童会長のあいさつには、「全校ダンスでは、旗の音を響かせましょう」というメッセージがありました。目で感じ、耳でも感じ、心で感じ合う。集えるからこそ、からだのすべてをはたらかせながら運動会を味わおうとする、池田児童会長の思いが伝わるあいさつでした。

undoukai-2.JPG【短距離走】
 前半は、1、3、4、5年生の短距離走でした。笛が聞こえたら走り出し、ゴールを目指す。このたった十数秒の間に、一人ひとりの必死さ、より速くゴールを駆け抜けたい思いが、走る姿から伝わってきました。5年生の最終レースでは、1位と2位のデッドヒートがゴールテープを切るぎりぎりまで繰り広げられました。タッチの差でゴールを駆け抜けた二人。ゴールした途端、競い合った二人が顔を合わせ、お互いの手を両手でタッチする場面がありました。互いをたたえ合う、素敵な場面でした。

undoukai2.png【長野小オリンピック(2年)】
 2年生は、4種目の中から1つの種目を選び、全校の前で新記録に挑みました。仲間と競うというよりも、「自分のこれまでのベスト記録を更新したい」そんな思いをもっておよそ10分間、チャレンジし続けました。跳び終える、投げ終える、走り終えるごとに、観客席から惜しみない拍手が届けられました。2年生の意気込み、挑む姿が、"校庭"を"オリンピックスタジアム"に変えました。

undoukai1.png【へんしん まねっこ大冒険(1年)】
 1年生は、前半で「キラキラ流れ☆リレー」を行い、後半は"リズムジャンプ"に"まねっこダンス"に"信濃の国ダンス"を表現しました。こびとにされた1年生がダンスをすることで人間へと戻っていく、そんなストーリーが塚本先生のナレーションからも伝わってきました。途中、大畑先生の『てるてる坊主』になるというめちゃぶりに対して、子どもたちは、頭の上に両手で輪をつくり、細かなステップをするダンスでてるてる坊主を表現しました。しなやかなからだで、順応していました。

undoukai3.png【心ひとつ2020(3年)】
 3年生は、表現(ソーラン)でした。揃いのTシャツに揃いのリストバンド。衣装同様に、一体となった一連の動きが、はじめからおわりまで続きました。途中、声をそろえるところも、空のてっぺんまで届くほどにこだましました。演技中、小田切先生も今井先生も、子どもたちの"舞い"を、それぞれの場所から見つめていました。昨年挑んだ踊りを、本番ではすべてを子どもたちに託しました。ひとりになって踊りきる"舞い"は、一寸の狂いなくみんながひとつになっていました。

undoukai4.png【四年の型 紅蓮華(4年)】
 4年生は、アニメ『鬼滅の刃』の主題歌に合わせた"舞い"でした。体型移動を取り入れ、お手製の『剣』も登場し、戦う場面を想像させる演出もあり、最初から最後まで見る側を飽きさせませんでした。身に纏った"法被"をも踊りの一部に使い、4年生みんなで考え合った"工夫"も見られた、一体となった踊りでした。4年生のからだのしなやかさは、他の学年の表現を見ている場面にもありました。見ながらもその場で踊る。そんな素敵な姿でした。

undoukai56.png【美と力~わたしとあなたの間~(5・6年)】
 運動会の華、『美と力』です。写真にあるように、指先はもちろん、目線にまでこだわり続け、今日のこの時を迎えました。この場所で美と力が演じれられることへの感謝、今わたしがこうしている、今ここに生きていることへの感謝、一人ひとりのたくさんある感謝を、言葉ではなく"演技"で伝えました。来年のこの日、ここで美と力を演じる4年生のまなざしは、「5、6年生の一瞬をも見逃したくない」、そんな気持ちがこもっているようでした。副校長先生が語られた通りの、"見事"な演技でした。

undoukai.png【全校ダンス「信濃の国」】
 今年の運動会のフィナーレを飾ったのは、美と力同様に、長く長く受け継がれてきている『全校ダンス』でした。赤、黄、青の三色の旗が、校庭を彩りました。池田児童会長が全校に伝えた「旗の音を響かせたい」。旗を振る時には、全校が一斉にちぎれんばかりに旗を振り、素敵な音が、全校がつくる輪から聞こえてきました。
 写真に写る小池副校長先生をはじめ、私たち職員も子どもたちがつくる輪に入らせてもらい、踊ることができました。

 "だれも呼ばない"大運動会でしたが、すべての保護者の代表として、久田PTA会長には、最初から最後まで参観いただき、全校と職員みんなで行う万歳の音頭をとっていただきました。ありがとうございました。
 DVDの注文がはじまります。業者さん4名で、撮影してくださいました。唯一無二の運動会をご覧いただければと思います。