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温暖化ガス排出、2050年に実質ゼロ菅総理大臣所信表明

2020年11月25日(水) [お知らせ]

 10月26日第203回国会において菅総理大臣は2050年までに、温室効果ガス排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル(※)、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。

https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/statement/2020/1026shoshinhyomei.html


※カーボンニュートラルとは・・・市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が自らの責任と定めることが一般に合理的と認められる範囲の温室効果ガス排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部を埋め合わせた状態をいう。

(環境省HPカーボン・オフセットフォーラムより)

http://offset.env.go.jp/about_cof_cn.html


 温室効果ガスが増えると温室効果が強まり、地球の表面の気温が高くなります。地球温暖化の原因と考えられています。主な温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化窒素、フロンガスがあります。中でも二酸化炭素は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスです。

(気象庁HP「温室効果ガスの種類」より)

https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p04.html


 地球温暖化の問題は、一人一人の「できること」をすることによって、少しでも二酸化炭素の排出量の削減に取り組むことが必要です。今できることを未来のためにしてみましょう。

(環境マインド推進センター)