信大環境レポート信大環境レポート

COOL CHOICE 私たちにできること

2020年09月28日(月) [お知らせ]

 家に宅配業者による配達で品物が届くことは増えています。また、親戚や知人からの贈り物を受け取ることもありますね。

 国土交通省で行った調査では、食料品や日用雑貨の購入に利用する例も増えており、通信販売はもはや特別な商品を買う場ではなく、日常の近所への買い物の一部を代替するまでに至っていると言える状況になっています。

 一方で、全体の取扱個数のうち約2割が再配達になっており、さらにそのうちの約4割が「配達されることを知らなかった」という調査結果となっております。

 取り寄せ商品の注文など、いつ入荷(配達)されるのかわからない商品もありますが、ご自分で注文された商品の配達に関して、できるだけ関心を持って頂ければと思います。

 再配達はトラックなど、自動車を使って行われるのがほとんどです。再配達のトラックから排出されるCO2の量は年間でおよそ42万トン(2015年度国交省調査)と推計されていて、地球環境に対して負荷を与えています。

(国土交通省HP「物流・宅配便の再配達削減に向けて」より)

https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/re_delivery_reduce.html


 便利な通信販売ですが、時間帯指定の活用をしたり、親しい間柄であれば、事前に荷物を送ることを伝えて、受け取りやすい時間を指定したり、相手に届くことを意識してもらうことも必要ですね。

(環境マインド推進センター)