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松本キャンパス銀嶺祭「ういろう販売」でバガスモールド容器を使用しました

2015年11月24日(火) [活動報告]





  10月31日(土)~11月1日(日)に 松本キャンパスにおいて銀嶺祭が行われました。前日に 2つの公民館で、黒糖・かぼちゃ・抹茶・プレーンの 4種類のういろうをつくり、販売しました。

  公民館でのういろう作りは夜遅くまで多くの人が協力してくれました。銀嶺祭に向けて各部門準備に追われていましたが、銀嶺祭当日までに仕事を終わらせることができました。この「ういろう販売」では、容器に銀嶺祭では初となるバカスモールドを導入しました。バガスモールドとは、砂糖を絞った後の廃棄されてしまうサトウキビのカス(バガス)を使った容器です。

  本来廃棄されてしまう搾りカスの再利用なので、木材の利用量を減らすことができ、森林保護に繋がります。また、生分解性素材で有害物質を含まないため、微生物によって分解され、土に還すことができるので、ゴミの削減になります。今年はまだ試験導入ですが、来年以降の銀嶺祭では各店舗で使用される容器をバガスモールドに変更したいと考えています。バガス専用ゴミ箱で回収した容器は処理に向けて検討しています。

  今回の銀嶺祭は作ったういろう 300個すべて完売しました。これも 環境ISO学生委員会の全員が協力した結果だと思います。

  銀嶺祭に向けて多くの人たちと協力してきたので、今まで関わりの少なかった人とも出会うことが出来ました。販売しているときにバガスモールドについて興味を持ってくれた人が多くいたことが嬉しかったです。バガスモールドについて私も無知だったので、詳しく知ることが出来たので良かったです。これを機に多くの人が 環境ISO学生委員会のことや環境問題について興味・関心を持てたらいいと思いました。今回の銀嶺祭で知らなかった人と協力し、環境ISO学生委員会の中で結束できたと思います。

      (松本キャンパス環境ISO学生委員会工学部1年   村上 颯)