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医学部附属病院臨床検査部の松田和之さんが第60回日本臨床検査医学会学術集会で 学会賞(検査・技術賞)を受賞

13年11月12日

  平成25年11月1-3日に兵庫県の神戸国際会議場で、第60回日本臨床検査医学会学術集会が開催されました。医学部附属病院臨床検査部の松田和之さんが、学会賞(検査・技術賞)を受賞し、授賞式と受賞講演が行われました。この賞は、日常検査業務に関連する病態解析あるいは検査法の開発、検討において、優れた業績をあげた会員1 名に授与される賞です。

  受賞対象となった業績は、小児・成人ともに白血病診断の一つであった遺伝子変異を白血病のマーカーとして捉えて、それを特異的かつ定量的に評価できる遺伝子変異特異的定量PCR法の確立を行ったことです。遺伝子変異特異的定量PCR法を用いた微小残存病変の評価は従来法のキメリズム検査などの移植後生着、再発評価法の欠点を補完できる検査法になり、最終的には、微小残存病変にと基づいた再発治療に繋がるものと期待されます。