ホーム > トピックス一覧 >

トピックス詳細

トピックス

信大職員のためのSD研修 「職員は大学を動かせるか」が開催されました

13年10月01日

  2013年9月20日(金)に、信大職員のためのSD研修 「職員は大学を動かせるか」が開催され、松本キャンパスと各キャンパスを遠隔会議システム(SUNS)で繋ぎ、約160人の職員が参加しました。本研修は、積極的に活躍している大学職員の経験や考えを通じて、大学職員としてどのような意識を持ち業務に従事すべきか、そして、そのために、日頃からいかに能力を向上させていくべきかを自らに問いなおすきっかけとするために行われたもので、会の冒頭では、山沢学長から、「大学改革の議論が進んでいる中で、職員は大学を動かせるかではなく、大学を動かさなければいけない。その視点で講演を聞いてほしい」との発言がありました。

  第1部は山形大学小白川キャンパス事務部の樋口 浩朗氏をお招きし、「山形大学でプレイフル!」と題した講演がおこなわれました。樋口氏の講演では、現在のように積極的に活動するに至った経緯が紹介されるとともに、自ら経験を創りだす「機会」を創ること、それに対して「ダメ出し」してくれる人の存在、まずはやってみよう!という組織、多様な啓発者=仲間の存在が重要であること、が示されました。そして、「100年後の後輩たちが21世紀後半の日本の再興隆を、同世紀前半からの(業種や職種を超えた熱い想いを共有する“大学人”の協働による)高等教育改革が功を奏したと分析する。その大学人の1人になりたい。」とのご自身の夢を披露し、会場の参加者に向けて「この時代に大学職員であることは、ある意味ラッキーである。使命感をもって、Playfulに行動していきませんか?」とのエールが送られました。
 
  引き続き第2部として、若手事務職員(3人)を加えたトークセッションが行われ、ホールからの質疑も交えながら、それぞれの経験や立場から、「大学は社会を動かす原動力であり、そこで働く一員として気概を持って活動すべきである」、「大学のために何ができるかという気持ちを持って行動することが大学を動かすことにつながった」、「教員や学生を取り込んだ活動が大学を動かすことにつながる」などの意見交換が交わされました。
 
  最後に、松川理事から、「SD研修」というとどうしても受け身の印象を受けてしまう。是非、職員が自らを向上させていくための活動=SD活動としてこれからも積極的に推進してほしいとの話があり、次回を期待させる充実した研修となりました。

山沢 清人学長の挨拶

山沢 清人学長の挨拶

山形大学小白川キャンパス事務部の樋口 浩朗氏

山形大学小白川キャンパス事務部の樋口 浩朗氏

若手事務職員(3人)を加えたトークセッション

若手事務職員(3人)を加えたトークセッション

約160人の信大職員が参加

約160人の信大職員が参加