地域問題の解決に向けて「地域戦略センター」開設!
13年10月06日

信州大学は、中山間地域の維持or撤退(経済・産業活動)、芸術と経済活動の両立、自然と産業の両立(環境共生)などの地域課題の解決に、大学の教員や学生が自治体、企業や民間団体と共同で取り組む「地域戦略センター」を平成25年10月1日に開設、10月4日に記者会見を行いました。
文部科学省平成25年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)の「地(知)の拠点整備事業(COC)」に、信州大学の提案した「信州を未来につなぐ、人材育成と課題解決拠点『信州アカデミア』」が採択されており、この事業も同センターで実施していきます。
地域戦略センターでは、各学部の専門分野を超え、横断的に教員チームをつくり、文理融合で地域課題解決に向けた研究に取り組みます。また、学内では共通教育、高年次教育、大学院教育で社会と学問のつながりについてのカリキュラムを設け、また地域教育では地域課題解決のパイオニア育成など、地域課題解決にかかる人材育成も取り組みます。
会見では、センター長に就任した笹本副学長(広報・学術情報担当)が「総合大学である信州大学の強みを生かし、学部の専門分野を超えた新たなアイデアで、信州の将来を100年先まで見据えて地域課題解決に取り組みたい」と意気込みを語りました。
今後、センターは主要5キャンパスに分室を設け、各キャンパスに研究員を配置。地元の自治体や企業等と連携し、また地域との総合窓ロとしての機能も整備します。12月2日には、信州大学の新たな地域貢献の取組のご紹介と、本事業の成功を願い、「信州アカデミア」のキックオフフォーラムを開催いたします。
