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アグリビジネス創出フェア2013に出展しました

13年10月31日

農学部 大井美知男教授

農学部 大井美知男教授

  10月23日~25日に開催された『アグリビジネス創出フェア2013』(主催:農林水産省)に本学農学部大井美知男教授の研究成果である『夏秋採りイチゴ「信大BS8-9」』(平成23年7月に品種登録)を出展しました。
   イチゴの多くは、冬から春にかけて収穫される品種であり、夏秋採りイチゴは、生食用よりも主に業務用としてケーキ等に使用されています。今では多くの夏秋採りイチゴの品種がありますが、このイチゴの特徴は、夏秋採りイチゴでありながら、果芯までも赤く、真夏の高温期でも糖度が高く、適度な硬さがあります。また、うどん粉病や灰色カビ病に強く、真夏の高温期でも草勢が強く、成り疲れしにくい品種となっています。
   今後、このイチゴがより多く流通することで、果芯まで鮮やかに赤いこのイチゴが、美味しいお菓子を引き立ててくれるでしょう。今回の出展では、新規で栽培を希望する農家の方や、販売を希望する企業など、国内外の企業等から多くの引き合いがありました。
   本展示会は、アグロ・イノベーションと同時開催され、3日間で173機関が展示を行い、約3万5千人の来場者がありました。

本イチゴについて詳細は下記HPをご覧下さい。
http://www.shinshu-tlo.co.jp/topics/log/eid115.html

夏秋採りイチゴ「信大BS8-9」

夏秋採りイチゴ「信大BS8-9」