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長野県信濃美術館と美術教育や研究・芸術文化振興で連携協力

13年07月09日

調印後握手する、信州大学山沢清人学長と信濃美術館橋本光明館長(左)

調印後握手する、信州大学山沢清人学長と信濃美術館橋本光明館長(左)

信州大学と長野県信濃美術館は連携協力で合意し、平成25年7月8日に覚書の調印式と記者会見を行いました。信州大学は平成18年度に長野県教育委員会と包括連携協定を締結し、信大病院の院内学級での美術に関する授業の開講や美術館での教育等、同美術館と様々な取り組みを行っており、今後はさらに県内の美術教育や研究・芸術文化振興などの総合的な連携を深めて行くこととなりました。

信州大学が所有する旧制松本高等学校から継承した絵画や石井鶴三作品の調査・研究、学芸員の養成や全学的な美術教育の支援などにも期待が寄せられ、平成26年度には同絵画をはじめとした信州大学の文化資産の一部の美術展が予定されています。


山沢学長は調印後の会見で、「学生の美術教育のレベルを高め、信州の文化芸術を総合的に継承することができる。相互の関係がより深化し、広がっていくことを願う」と述べ、また信濃美術館の橋本光明館長は「全人教育として、美術は大切な要素。信州大学の「知」の継承、「知」の創造に美術館も貢献し、新たな企画に取り組んで行きたい」と語りました。